
私は普段はネイルをしませんが、最近、たまにではあるものの、
ちょっとした外出時には胡粉(ごふん)ネイルを使うようになりました。
胡粉ネイルは、日本画の絵具の原料であるホタテの貝殻からできた胡粉を配合していて、
有機溶剤を一切使用していないために、刺激臭がなく、速乾性があり、
通気性に優れているマニュキアです。
発売元は、上羽絵惣(うえばえそう)という京都にある日本画材屋の老舗です。
たまたまこちらの商品が紹介されているカタログを見る機会があり、
興味を覚えたので、取り扱い店舗を調べて行ってみました。
テスターで色々試し塗りをしましたが、確かに刺激臭は全くなく、
親指から順番に塗っていくと小指の時には親指の分が乾いているぐらい、
速乾性でした。
また、こちらは除菌用アルコールで簡単に取れるため、除光液は不要です。
私は元々マニュキアと除光液の臭いが苦手なため、
これは丁度良いと思って購入を決めました。
沢山の色・種類の中で私が購入したのは、
『水桃(みずもも)』と『スーパーコート』です。
どちらも完全に無臭の商品です。
『水桃(みずもも)』は見た目はショッキングピンクのようですが、
実際に塗ると、透明感のある淡い桃色になります。
『スーパーコート』は透明色で、ベース&トップコートとして使用できます。
『水桃(みずもも)』だけより、『スーパーコート』を重ねた方が
より一層輝きも持ちも増すということで、2つを合わせて購入しました。
塗り方として、上羽絵惣株式会社のホームページに書かれているのは、
1.カラーを使用の場合、スーパーコートをベースに塗る。
2.爪先に軽く1度塗った後、爪全体に塗る。
3.軽く手を振るうちに乾く。(1、2分程度)
です。
これで水仕事以外なら落ちることはないとのこと。
上から何度でも塗ると、厚みが出てツヤ感も良くなり、より一層落ちにくくなるようです。
また、落とし方としては、
1.アルコールなどを浸したコットン等をしばらく爪の上に置く。
2.こすらずに、色をコットン等にうつすようにして取る。
です。
水仕事以外ならというのは、
水仕事で使う石鹸や洗剤等の中には消毒用アルコールが入ったものも多くあり、
また摩擦によってもネイルが落ちる可能性があるためです。
そのため、塗ってから6時間ほどは水仕事をしない方が良いとのことです。
ただ私の場合は、割り切っていて、大抵外出の直前に塗って、
帰ったらすぐに落としています。
落とす時も、爪の端の方からつまんでみると剥がれていくので、
まるでシールのように剥がしています。
そして、どうしても残った分だけアルコールで落としています。
また、外出時に手を洗うと、確かにネイルが少し薄くなることがあります。
ただ、元々『水桃(みずもも)』自体、薄く桃色に色付くくらいなので、
これがより薄くなっても粗は目立ちにくいように思います。
一応いつも塗った時は『水桃(みずもも)』だけは持ち歩いて、
万が一剥がれても塗り直せるようにはしていますが、
今のところ外出時に剥がれたことはなく、使ったことはありません。
どちらにしろ、剥がれても無臭で速乾性のため塗り直しも簡単なので、
非常に気が楽でいられる便利な商品だと思います。
カラーバリエーションも豊富で、アロマ入りシリーズ、
ラメシリーズなどもあるようですので、これからも注目していきたいと考えています。
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・『水桃(みずもも)』 容量10ml :税込価格1,200円
・『スーパーコート』 容量10ml :税込価格1,200円
貝殻に含まれる真珠層が、自然なツヤを与えてくれるのだそう。
色付きのものの発色は化粧品対応の色素のようです。
画像2:『スーパーコート』に『水桃(みずもも)』を3度塗りで合わせました。
爪の形も整えておらず、塗りむらやはみだしも目立って恥ずかしい限りですが、
折角なのでツヤ感や色合いを確認して頂ければと思い、載せてみました。
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上羽絵惣株式会社
http://www.gofun-nail.com/
