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中学生への感覚の授業

中学生への感覚の授業

先日、京都にありますノートルダム女学院で
福祉活動事前学習会として授業をさせて
いただきました。



こちらの学校では夏休み期間中に、
保育所や老健施設などでボランティア活動を
授業の一環としてされているそうで、
私が関わっている児童発達支援・放課後デイサービス
の事業所も受け入れ先として
今年度は加わることになりました。

そういった流れもあり、
この度の事前授業で生徒さんたちに
お話をすることになったわけあります。

授業を受けるにあたり、
担当の先生方にはうちの施設まで
ご足労頂き打ち合わせをしてきました。

学校側の意向、先生方のご意見やお考え、
生徒さん達の状況、などなどを参考に
どのような伝え方をするか
内容も含めさんざん悩み抜きまして…。

今回は施設に通う子ども達が持つ感覚過敏や
それによって起こる行動や反応、関わり方など、
そもそも感覚とは何なのか、について
体感してもらう香りのワークも入れながら
やってみました。






数種類の香りをききながらグループで
感想を出し合い、発表する、という流れ
にしまして、人それぞれ感じ方に違いがある
ということを知るいい機会になったのでは
と思います。





今回は嗅覚と香りがメインテーマでは
なかったのですが、結果的にここのワークを
したことは導入として正解だったな思ったり。

香りがあると単調な時間にもメリハリができますし、
脳が何よりシャキッとします。

生徒さん達の反応や
盛り上がりの様子もみていて楽しかったです♪



黒板に書かれたグループごとに出された
ある香りから感じるもしくはイメージすること、
これをみて何の香りの感想なのかわかりますか?

答えはオークモスの香り。

調香ではよく登場するコケの香りなのですが、
同じ香りでもこれだけ違いがあるんですよね。

この香りをどう感じるかについての解釈は
実はいろいろあるのだけど、
それはさておき、若い脳だと表現やたとえが
すっと出るしキレがありますね。

そういう意味でも
やりがいのある授業でした。

そしてこちらの学校は、
心のケアや学習障害など専門の先生が
生徒さんのサポートに携わっておられるとのこと。

とても大切な取り組みであると思います。

ブレインジムやタッチフォーヘルスなども
学ばれた先生で少しお話させていただきましたが、
うちの施設に逆に来て教えていただきたい!と
思ったくらいのいい先生でした。

校長先生はじめ先生方も品があって
さすがノートルダムだわ、と感心しきり。

とてもいい機会をいただけたことに感謝です。

嗅覚と香り、感覚の授業やワークなどを
展開していく活動も今後はもっとしていきたいですね。







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