【PMSマニア】イライラには、炭水化物を!
2016/9/13 17:25
こんにちは! PMSマニア編集部、管理栄養士の石川です。
今日の話題は、PMS(月経前症候群)の症状でみなさんお悩みの、イライラに関するお話です。PMS(月経前症候群)の症状は情緒不安定や眠気、腹痛、頭痛、腰痛と様々ですが、みなさんがよくお悩みなのはイライラなのではないでしょうか。このイライラは、炭水化物の不足が影響していると言われています。
■血糖値とアドレナリン
まずは血糖のお話です。血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖濃度のことを言います。炭水化物を消化吸収すると、最終的にブドウ糖になります。つまり炭水化物を摂ることで、血糖値が上がりエネルギーとなります。
長時間炭水化物を摂らないでいると血糖値が下がります。人間が生命を維持するためには、血糖値が一定でなければなりません。血糖値が低くなると人間の脳はアドレナリンを分泌し、血糖値を一定に保とうとします。アドレナリンは、身体のエネルギー代謝を高めるホルモンですが、挑戦や脅威、危険に直面した時に分泌される「攻撃性ホルモン」でもあります。アドレナリンが大量に血液中に放出されると、イライラや攻撃的な言動になってしまうことがあります。
■PMS(月経前症候群)のイライラの原因は、炭水化物不足?
一般的に血糖値が下がってアドレナリンが分泌されるまで4~5時間はかかると言われています。しかし女性は月経前になると、たった3時間でアドレナリン分泌が起こり始めます。月経前のイライラは、長時間炭水化物を含む食事を摂らなかった後に起こりやすいのです。
■イライラしないために
3食きちんと食事を摂っていたとしても、月経前は通常時よりもアドレナリン分泌が起こりやすいため、月経前の期間は、炭水化物を含む食事を3時間置きに摂るのが好ましいようです。お菓子ではなく、おにぎりなどを食べるようにしてくださいね。
また、ストレスや体の冷え、睡眠不足からもイライラし、PMS(月経前症候群)の症状が出ます。その際には、ストレスを発散し、体を冷やさないようにしてください。ハーブティーを飲んだり、アロマを焚いてリラックスし十分に眠ることも大切です。
みなさん、炭水化物をしっかりと摂り、イライラを防止しましょう!
参考資料
「アドレナリンの分泌を抑えるために」PMS(月経前症候群)で悩まないで -症状など
http://www.urumeiwasi.net/02pms/pms_5.html
(参照2015-05-19)
「アドレナリン」きのまま
http://eco.kinomama.jp/lohas/yogo/465/cat110/post_324/
(参照2015-05-19)
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