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ペンハリガン ポートレートコレクション新作 ヘレン&テディを試した感想

ペンハリガン ポートレートコレクション新作 ヘレン&テディを試した感想

前回までのブログを閲覧、ライクしていただきありがとうございます。

今回はペンハリガン ポートレートコレクションの新作を試した感想です。
発売済みの感想
前半ジョージ~ラドクリフ
後半ドロシア~マシュー

※画像は公式サイトからお借りしました。


◎=好き
◯=まずまず
△=苦手

◯ハートレス ヘレン オードパルファム(残酷なヘレン)

…めっちゃくちゃ甘い!!!
チュベローズかな?甘い花の香りと、バニラのようなクリーミーな甘さ。
メゾンクリスチャンディオールのジャスミンデサンジュの甘さが好きなら、これも好きかもしれないです。
癖になる甘さではありますが、これはデートとかで甘いムードを出したい時向けですかね。
個人的には媚びとか可愛く見せようみたいな感じが透けて見えるので、寝香水向きかな…
主観なのでもちろんお似合いになる方はお好きに使えばいいと思いますし、感じ方は人それぞれですからね!
甘い香りが好きな方は是非お試しあれ。


△テリブル テディ オードパルファム(悪い男テディ)

…トップはレザーとフローラでも感じる苦味(たぶんアンブロクサン)。
ベースに燻らせたお香の煙の感じもある。
甘さはほぼ感じない。スッとした刺激と使い込んだ革の酸味、草っぽい苦味がクールな男性っぽい。
なるほどサファリ…!という香り。
西部劇映画に出てたころのクリント・イーストウッドみたいなイメージ。
ちょっと危険な香りのする端正な顔立ち、タフでクールな佇まい。
そんなクールでカッコいい香りです。
ミドルからは結構爽やかなので、これは是非男性につけていただきたい。

女性だとレザーのライダースをカチッと着こなして、モードでクールな雰囲気のサングラスをかけたミラ・ジョボビッチみたいな方だと似合いそう。


以上!
今回何が一番びっくりしたって、テディさん、ネルソン公爵にお熱なんですよ。
これは『モーリス』(ヒュー・グラントが美しすぎる同性愛を取り扱ったイギリス映画)待った無しかな…いいぞ…もっとやれ…次は『アデル、ブルーは熱い色』(女性の同性愛を取り扱ったフランス映画)でお願いします…
ブランシュ夫人を敬愛する女性とか、ヅカ的にコンスタンスに憧れる女性とかどっすか…
ブランシュ夫人に関しては横恋慕している男性でもキャラクター的においしいかなと思います。

まあそんな戯言は置いといて、ポートレートコレクションは人間関係が複雑になって参りましたね!
まさか時代によっては禁忌とされてきた同性愛を取り上げてくるとは思わず、公式が最大手とはこのことかと思わず唸りました。ありがとうございます。
この時代にこそ恋愛もジェンダーレスだと伝えてくれているのかな…なんて受け取りましたけど、私の都合のいい解釈なので違うかもしれません。

生産性のないことは悪いことではないし、むしろ愛すべきことだと私は思います。
例えば趣味や嗜好品は生きていく上ではなくてもいいけど、あれば心が潤うじゃないですか。
それらを楽しめる心の余裕が素敵なのではないかと私は思うのですが。
もちろん、趣味や嗜好品がなくても楽しく生きていけるならそれでいいんですけどね。
幸せの在り方や感じ方は人それぞれなので、生産性云々じゃなくて、その人がその人らしくいられる生き方として捉えて欲しいなと思います。
許すとか認めるとかじゃなくて、自然に捉えられる世の中になればもっと生きやすくなるんじゃないかなぁ…

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