美容ジャーナリストのYUKIRINです。
幹細胞コスメ、いろいろなブランドより展開されていますね。先日、新しい幹細胞コスメの発表会へ伺って参りました。現在の株式会社タニタを築き上げた元代表取締役社長・谷田大輔氏が会長を務める、株式会社 昇陽が、幹細胞コスメのトップとなる製品を目指して商品開発を行い誕生させたのが、ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液配合「MYCELLUCE / マイセルーチェ」。
3月20日に発売となった最初の製品は、美容液と、フェイスシートマスク。
『マイセルーチェ エッセンス』
(美容液 30mL ¥30,000+税)
3.5%の高濃度「ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液」が含まれており、その他にもシロキクラゲ多糖体や、アーモンドエキス、ウメ果実エキス、プルーン分解物、孔雀石(マラカイト)も配合されています。洗顔後に2プッシュ程度を手のひらに取り、顔全体に伸ばしなじませるだけ。サラっとしたテクスチャーで、肌にスーッと馴染んでいきます。
『マイセルーチェ フェイシャルトリートメントマスク』
(30mL×4枚入り ¥16,000+税)
成長因子や美容成分(コラーゲン、ヒアルロン酸など)をたっぷりと含み、こちらにもヒト骨髄由来幹細胞培養上清液が配合されている特別なフェイシャルマスク。1回の使用でも手ごたえを感じて驚きました。こちらは週1回、30分程度が目安です。『マイセルーチェ エッセンス』を毎日、こちらのマスクを週1使用することで、1ヶ月の集中ケアとなります。
「幹細胞コスメの常識を変える」というマイセルーチェ。
幹細胞コスメの「基準」を下記の3つの要素で揃えたいのだそう。
①幹細胞培養液を提供する主体の高い技術力と経験値
②ヒト骨髄由来の培養上清液を使用
③上清液(上澄み液)のみ使用
マイセルーチェに含まれる「ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液」は、リプロセル社から提供されたもの。リプロセル社は、京都大学山中教授に胚性幹細胞(ES細胞/『万能細胞』)の培養液を提供し、iPS細胞作製でのノーベル賞受賞(2012年)へと導いた企業として、医学界では一目置かれる存在です。リプロセル社の上清液は医学界でもペティグリーが良い(=出自が良い、血統が良い)と言われており、そちらをマイナス45度の冷凍された状態で購入し、株式会社昇陽で保存し、製造時に解凍し使用しているそう。
そもそも、幹細胞とは何でしょう?
①ES細胞…受精卵から作る幹細胞
②iPS細胞…皮膚などの体細胞に山中ファクターの4つの遺伝子を使って作る幹細胞。遺伝子に傷がついたり、ガン化する可能性がある。
③体性幹細胞…組織幹細胞ともいう。ある程度決まった細胞に分化される。造血幹細胞、神経幹細胞、間葉系幹細胞など。白血病の際の、骨髄移植は造血幹細胞の移植にあたる。
幹細胞は自分と同じ動きをする幹細胞のコピーを作り出し、発生や組成の再生を行います。新生児の時がマックスで、加齢と共にどんどん少なくなるため、傷が治りにくくなったりするんですね。
<肌老化の仕組み>
紫外線、摩擦、ストレス、小さな炎症の繰り返し慢性炎症を引き起こす
↓
幹細胞の劣化
↓
修復するサイトカイン、成長因子減少
↓
ターンオーバー滞る
↓
肌老化に至ってしまう
医学的な見解と、コスメは決してイコールではないと私は思っています。美容は心も元気になる、癒されることが必須です。しかしながら、ゆっくりと肌と向き合って気長にケアをすることも、より効果的で即効性のあるコスメに助けてもらうことも、どちらも正解です。いえ、むしろ正解は無いのかもしれません。使う方にとって「心地よい」ことが何より大事だからです。マイセルーチェのコスメは、肌老化に悩み、より効果的で即効性を求める方にとって、力強い救世主になるでしょう。今後、新しい商品の展開もあるとのことで、私も楽しみです!
ご興味いただけた方は、ぜひブランドサイトもご覧ください。
http://www.mycelluce.jp/
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