(元々極めて気まぐれ投稿なので、また急にペースが上がったりするかもですが、自分自身でも明日の事すらわかりません←「カサブランカ」?笑)。
今月は上旬が真夏とそう変わらない蒸し暑さ(夜ですら。9月のほうがマシだったような?)と思えば気温湿度とも急落、一昨日は明け方が10度を切るという・・・本当についていけないです(+ω+)。
さて、本題。タイトルのシャネルのイベントに先日行ってまいりました。
インスタで予告しましたが(もうええっちゅうねんって感じと思いますが(笑))こちらにもアップしておきます。
今回、開催1週間前という急な告知、しかもまさかの地元開催に驚き即予約。
イベント名はN゜5 THE RIGHT NUMBER。

イベント概要の引用(CHANELBEAUTY公式サイトより)
誕生から100年を記念し、
シャネル N°5の観覧車が期間限定で登場。
特別なゴンドラに乗り、月に一番近い場所で
N°5の香りとともに思い出に残る体験を。
会場:
オオサカホイール(エキスポシティ内)
大阪府吹田市千里万博公園2-1
日時:
10月22日(金)- 31日(日) / 5:55 PM - 9:00 PM
事前予約制(無料)
シャネル№5仕様に装飾した観覧車に乗り、プチ(一部は豪華)ギフトが頂けるというものです。
大変、粋でお洒落なイベントで大満足でした。
各種媒体の告知によると100周年のフィナーレを飾るイベントとの事です。観覧車1周、わずか18分間の体験でしたが、
いい歳どころじゃない歳ですし、さんざん高所の名所からの夜景を見慣れてるハズの私でも、今回のシャネルの演出による夜景観賞は感動。
なおオオサカホイールが現在日本一の高さの観覧車である事は今回初めて知りました(123m)。
(観覧車に最後に乗ったのは遠い昔のお台場パレットタウン、当時は高さ世界一だったと思います(115m)。その後観覧車にはとんと無関心でした。)
すでに行かれた方の各種SNSへの投稿(私も 笑)、あるいは各種オフィシャルサイトに公式な情報としてのイベント全貌もあまりにも多く上がっていて、ほとんど情報の価値はないですが、例によって個人的思い入れやらを加えた感想を記録的に記事にしておきたいと思います。
本イベントは開催中なのでまだ日数がありますので、予約されてる方で、当日までネタバレは避けたい方はこの記事ももちろん閲覧しない事をお勧めします。
撮影については外観はベストポジションを探る余裕がなく、ゴンドラ内部についてはガラス越しで、映り込み防止策等何も施さなかった事、18分間一発勝負すぎて等、ベストショットと言えるものが撮れなかったのは悔いでした。外観は期間中にもう一度撮りに行くかもしれません(笑)。
万全を期すならば事前に下見に行くべきでしたけど(できれば観覧車も通常乗車して撮影のタイミングや角度を予習すればベスト)、場所自体はあまりにも行きなれてるだけにかえって油断したなぁ(笑)
【万博記念公園駅(大阪モノレール)構内】
かなりのスペースを取っての№5の広告がズラリ。
イベントそのものの告知は無いですね。ホリデー仕様の二つの№5(EDPとロー)と、・・・マリオン・コティヤールが触れている巨大パルファムはもしかしてあの、2021mlのヤツですかね?世界55個限定、374万円の・・・(日本価格の設定があるという事は日本でも販売するのですね)


【観覧車の手前で】
EXPOCITY内「ニフレル」の辺りに、誕生100年を祝うショートフィルム『N°5. THE FILM』を常に映し出すモニターと、月旅行をイメージしたトランク等を載せた模造トレーラーが設置されています。
あ、フィルムはとっても好きです。
№5のプロモーションフィルムはいつも素敵で見入ってしまいます。
YouTube『N°5. THE FILM』
【外観】
№5の文字と、ココマークが入れ替わる電飾が施された外観。

電飾とライトアップが明滅する様子はSNS等に動画が沢山上がってますね。
是非実物のスケール感も体験してほしい・・・肉眼では本当に綺麗です。
【№5のムエット】
乗車直前にスタッフから渡されます。これはシトラスが爽やかだからローかな?パルファムに本来用いられている封印、ボードリュシャージュ(紐と、封蝋風留め具)のモチーフ。

今回、ホリデー限定のEDPとローの外装パッケージに、ボードリュシャージュを模した飾りがついているので、それでこのデザインでしょうかね。
香りをかぎつつ乗車体験というわけですね。
【まるでスペースシップ】
各ゴンドラは、窓ガラスにココマークと、“ASK FOR THE MOON”、星屑をイメージした装飾が施されています。誕生100年を祝うショートフィルム『№5. THE FILM』の世界観に基づいた今回のイベント(観覧車内でも小さなモニターでフィルムが流れます)。
観覧車での上昇はテーマに本当にピッタリで、シャネル、本当にやるなぁと本気で感心(^^)。
ゴンドラの窓は、スポークに対して直角の両側の窓については、片側が見晴らしのいい側、もう片側が観覧車の中心を向いてホイールの骨組みが見える側になるんですが、私はむしろ
骨組みの見える方派で(笑)。

しかも、今回のイベントではこれが何とも月旅行を思わすスペースシップ感炸裂です。
また、シャネルのココマークがまた、円と曲線を用いた完璧な幾何文様のため、直線的な幾何パターンと合わさると「もう完璧」という感じで私は震えるほど感動します((((゜゜@)))。。。。。。

(蛇足ですが頂点部分のみ、両側の窓とも見晴らしがよくなります。側面の窓はもちろん元より関係ありません、常に見晴らし◎です)
なお本来は床もシースルーのオオサカホイールですが、今回のイベントではカーペットが敷いてあります。足元を注視してしまうのは、イベントのコンセプトに相応しくないからでしょうね。
【太陽の塔と】
そして、今までもブログで散々大好きっぷりを強調してきた太陽の塔。それを、この№5・100周年仕様ゴンドラから眺めているのがなんだか夢のようでした。
上昇し始め

頂点に近い位置から

【とにかく「好き」が詰まってる】
太陽の塔は、私の記憶の始まり(3歳)と、芸術というものに(しかも20世紀でも特級の)に触れた原初体験。更には、EXPO’70が開催された年はシャネル自身のプライベートフレグランス:№19が発売された年。その辺りも記事にした事がありますが・・・とにかく、思い入れの深い象徴的な場所で、20世紀の香料芸術を代表するひとつであるエポックメイキング香水:№5のイベントを開催してくれた事、参加できた事は喜び以外の何ものでもないです。
【街は宝石箱、道路は光の河】
まぁ、月並みですけど、この表現につきますね。


一眼の方もF値の明るい超広角がやっぱり欲しいなぁって思いました。
【ギフト】
もう散々情報は出てますが、ギフトには通常版と現品入り豪華版があります。
私は通常版。EDPミニミニボトル形式1.5mlサンプルと、缶バッジ。

18分1周、稼働時間を考えたら豪華版も結構な数が用意されてるのでは。
私は運を使い果たしたくないので(いや本当にそれが怖い 笑)通常版で満足すぎる位。EDPは持ってますしね。
しかし、今回のギフトはローの方かなって思ったら意外やEDP、ちょっと本格派に近づくきっかけに、という感じでしょうか。
【無料だった】
オオサカホイールの通常料金は1000~1500円(特別席除く)ですし、当日行くまで、乗車料金要と思ってた(先の引用にもある通り、予約要綱にはしっかり書いてあるので私がちゃんと読んでないだけ)ので、早めについたのでスタッフさんに「あの~、料金はどこでお支払いすれば?」と聞いてしまった私です(゚ω゚;)。
無料との返答に吃驚(笑)。
その衝撃(←おおげさ)は、例えるならば、かつて、京阪特急8000系の乗車に、追加の特急料金が不要と知った時のそれに匹敵するほどでした(注:現在はプレミアムカーの車両以外)。
すみませんものすごくどうでもよすぎる話で・・・(゜゜)。
【その他所感】
☆LINE予約なので多重予約を防げる事、現地で知らされたコードを入れないとチェックインできないシステムなどよく考えられているなと思いました。一度、予約→乗車完了すると、もう予約画面自体に入れないシステムになってます。
意味はないけど今の空席状況を見てみようかと思いましたがもうできませんでした。
☆№5の100周年がまさか、コロナの世界的流行のさなかになってしまうとは・・・というところですが、日本においては今は小康状態のときでよかったです(油断はできませんが)。
なお、20世紀のスぺイン風邪(新型インフル)は1918~1920年が流行期との事ですから、№5の発表の前年に終息しているのですね。新型疫病も、歴史は繰り返すというところでしょうか。
☆余談ですがオオサカホイール(2016年開業)のようなハイテク観覧車に乗った後はふと昭和の素朴な観覧車が懐かしくなり、ネットで画像を検索してみました。なんなら窓ガラスもなくて(?笑)、ゴンドラが七色に塗装されているようなやつ。出てきた出てきた、百貨店の屋上ミニ観覧車とかも昔確かにあった気がし、とても懐かしかったです(^ω^)。
*・゚゚・*:.。..。.:*゚(゜ω゜)・*:.。. .。.:*・゚゚・*
ここからはイベント外の話。
【先日、パルファムを買いました】
ここ数年、試香のみで購入を後回しにしていた№5のP濃度ですが、今年はやっぱり記念に購入しておかなくっちゃと買いました。
(会場では一切の製品販売はなく、別日に百貨店での購入です。
4分の1オンス:7.5mlの最小サイズですがPはかなり使えますよ。
P世代ではない人、親しんでいない人にはミニチュアサンプルに見えるかもですね。

いやぁ、やっぱりいいです!!
円やかなフローラルブーケが、限りなくエレガントで、包容力を感じさせる香り。
鼻腔に残る余韻も素晴らしいのひとこと・・・。
なんだか年々好きになっていってるなぁ。
フラコンボトルのキャップ裏の突起でスタンプのように付ける方式・・・これも最高です。
キャップの封印は、外すのがちょっと難儀です(笑)

紐だけでなく、薄紙のようなものでの封はシャネル独特ですかね。
限られた職人さんにしかできない技らしいです。
こんなに褒めちぎってる№5ですが、私はかつて№5を始めとする古典香の数々は、40代前半までは全く鼻が受け付けず本気で無理でした。
徐々にというよりは突然、香りの嗜好が変わったんですよね。
香りと自分との関係は、とにかく不思議ばかりで、これからも謎のまま終わる気がします。
ちなみに、真に№5の100周年と言えるのは、エルネスト・ボーが創作したこのパルファム。しかしいずれにしても処方改変は繰り返されているようなので、あまり固い事を言っても仕方ないですかね。Pの香りの素晴らしさにも今年というこの機会に触れてくれる方が多くいらっしゃればなと個人的には思っています。
もちろん、EDPとローもとてもいい香りですよ。
№5の逸話なんて今更すぎてここでは語りませんが、
ひとつ、伝説化している、№5について語るマリリンモンローの肉声をYouTubeから。
☆☆☆☆☆☆☆
またできれば別途記事にしますが、P濃度の概念ももはや変わりつつあり、香水の「旧き善き時代」(自分の基準で勝手に思ってるだけですが)は、本格的に遠ざかりつつあります。
私がクチコミで度々書いたPへのこだわりも、ほどなくして前時代人のたわごととなるのでしょう。
いつか書いたのですが、わずかに残る、
古典香プラス80・90年代の香りを自分の定番にして新規開拓はもうしない「進化の止まった旧い人」でもういいんじゃない?
っていうのは、今もたびたび思います(笑)。でも、好奇心でやっぱり新しい香りも(たくさん)買うんですけども。香りそのものは、単純に感じて楽しむ、でいいんですけど、
香水文化・香料芸術ほど、私に何かを「考えさせる」存在はないんじゃないかと、この№5の100周年に改めて思いました。
では今回はこの辺りで。お読みいただき、ありがとうございました。
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