先日開催し、大好評に終わった「ランコム 美肌菌* ステーション」
ランコムNo.1美容液*2ジェニフィックの魅力を存分に伝えるために、さまざまなコンテンツを準備し、みなさまに楽しんでいただけたかと思います。会場ではゲームほか、ジェニフィックや美肌菌*についての理解を深めていただけるようなコンテンツも用意しておりました。
今回はさらに、美肌菌*(=マイクロバイオーム)のことを知っていただくため、美容コーディネーターの弓気田みずほさんにレポートを依頼。
イベントに向けてフランスから来日していたランコム サイエンティフィックディレクターのアニー・ブラックとのQ&Aをお伝えします。
元:伊勢丹新宿店化粧品バイヤー。在職時、ブランドの枠を超えたカウンセリングサービス「ボーテ・コンシェルジュ」を立ち上げる。
40社も超えるブランドで研修を受けた経験をもち、ブランドの特長・訴求ポイントへの理解が深い。
大手化粧品メーカーや商業施設へのコンサルティングを手掛けるほか、美容師や女性誌等のメディアでは、化粧品選びの指南役として幅広く活躍中。
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弓気田さん:アニーさん、今日はお時間をいただきありがとうございます。昨年はオンラインでお話を伺いましたが、直接お目にかかることができてとても嬉しいです。今回もどうぞよろしくお願いいたします。
アニー・ブラック:ありがとうございます。昨年、とても興味深いご質問をいただいたのをよく覚えています。
一歩手前のスキンケア
弓気田さん:さっそくですが、アニーさんはマイクロバイオーム(美肌菌*)の研究に長く携わってこられました。これまでも来日されるたびに、最新の研究についてお話しくださっていますね。
ジェニフィックは発売以来10年のあいだ、ランコムのスタープロダクトであり続けています。肌のもつ本来の力を高めるというアプローチが、年齢を問わず愛され続けている秘訣だと思っています。この2年あまりの間で、わたしたちの肌を取り巻く環境は非常に大きく変化しました。マスクの摩擦などで肌トラブルを抱える人も多く、いまや年齢や地域を問わず、世界中の人がバリア機能を健全に保つことの重要性を改めて認識したといえます。こうした状況で、健康で美しい肌を保つ「美肌菌*」の存在が、一般的にも注目されるようになりました。ジェニフィックはコロナ禍以前から「美肌菌*」ケアを提唱していますね。
そこで改めて伺いたいのですが、スキンケアというとエイジングケアや美白ケアを第一に考えがちです。バリア機能の高い健康な肌を保つことが、やはりエイジングケアや美白ケア以前に大切だとお考えでしょうか。
アニー:はい。健康な肌が何よりも重要だと考えています。バリア機能が健全であれば、肌トラブルに適切な対応ができます。しかし、バリア機能が低下すると肌の炎症が起こりやすくなり、さらに慢性的な炎症はエイジングを加速させてしまうのです。
肌のマイクロバイオーム(美肌菌*)は、いわばバリア機能の最前線です。肌のバリア機能はとても複雑で、皮膚の各層で強固に結びつきながら体内の水分を外に逃がさないようにし、病原菌など健康を脅かすものの侵入を防いでいます。肌のマイクロバイオーム(美肌菌*)は体のもっとも表面にあり、各層とコミュニケーションをとりながら、肌を保護する重要な役割を持っているのです。
美肌のために…
スキンケアのほかにできることは?
弓気田さん:スキンケアを考えるとき、バリア機能=角層と捉えていました。肌のマイクロバイオーム(美肌菌*)の働きがあるからこそ、肌のバリア機能が保たれているのですね!スキンケアで美肌菌*の働きを助けることもとても有効だと思いますが、ほかにできることはありますか?
アニーさん:はい。マイクロバイオーム(美肌菌*)は、紫外線によってもダメージを受けることがわかっています。紫外線には日焼けを引き起こす波長の短いUV-Bのほか、肌の深部まで届いてダメージを及ぼす波長の長いUV-Aがありますが、最近ではさらに波長の長い「ロングUV-A」やブルーライトなども、色素沈着を起こす可能性のあることがわかっています。紫外線防止効果のある製品や、ファンデーションをつけることもこうした波長の光から肌を守るために有効です。
弓気田さん:ランコムでは早くからロングUV-Aやブルーライトまでを防ぐ製品を発売していますね。曇りや雨の日、秋以降に紫外線対策をやめてしまう人もまだ多いですが、美肌菌*を健全に保つためにも、紫外線対策は年間通して必要であることがよくわかりました。
20年以上の美肌菌*研究
アニー:ジェニフィックが、20年にわたる美肌菌*研究を通じて得られた、さまざまなデータに基づいた製品であることもお伝えしたいと思います。ジェニフィックには、美肌菌*によい作用をもたらすために厳選されたプレバイオティクス・プロバイオティクスが配合されていますが、効果的に美肌菌*を増やし、肌ダメージを修復するためにはどのような成分が必要なのか、研究を始めた20年前にはそれを見出すための試験方法がまだ確立されていなかったのです。わたしたちは長い時間をかけて非常に多くの成分をスクリーニングし、女性の肌で実際に試験を行い、製品を使うことでどんなメリットを得られるのかを知ることができました。
弓気田さん:新しい成分や処方を開発するだけでなく、これまでにないものを証明するための仕組みから作ることも重要だったのですね。美肌菌*研究のトップランナーだからこそのお話だと思います。
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アニー:ありがとうございます。
弓気田さん:今回、ジェニフィックでは7つの具体的な「肌体感」をうたっていますね。ジェニフィックをベーシックに使い続けて美肌菌*を育てることが、エイジングケアや美白ケアを効果的にするためにも大前提、ということでしょうか。
アニー:実は臨床試験のなかで、ジェニフィックにはエイジングケア効果もあるというデータも出てきています。しかし、肌のマイクロバイオーム(美肌菌*)とエイジングの関係はまだすべてが明らかになってはいません。美肌菌*の役割をさらに深く理解すること、エイジングとの関係を解き明かすことが、わたしたちの最優先・最重要な課題だと思っています。
実は次世代の製品開発にも取り掛かっていて、これまでにない新しい知見も出てきています。これについては、また近いうちに発表したいと思っています。
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マイクロバイオーム(美肌菌*)は身体の各所に
弓気田さん:それはとても楽しみです!残念ながら最後の質問になるのですが、腸内フローラの存在はよく知られていますが、肌はもちろん頭皮や口内など、それぞれのマイクロバイオームバランスがあることも知られてきています。たとえば便秘が続くと肌荒れが起こりやすくなるなど、腸と肌のコンディションは関わりが深いと感じているのですが、体の各所にあるマイクロバイオームの働きには何かしら関係があるのでしょうか。
アニー:腸のマイクロバイオームが脳に何らかの影響を与えているということは、長年の研究を通じてわかってきています。肌と腸のマイクロバイオームがどのように作用しあっているのか、まだ全てがわかっていませんが、これからはより総合的、ホリスティックな形で研究が進んでいくと考えています。
弓気田さん:肌のマイクロバイオーム(美肌菌*)の研究には、さまざまな可能性が広がっていることがよくわかりました。新しい知見がこれからもたくさん出てくると思いますので、これからもお話を伺えるのを楽しみにしています!今日は本当にありがとうございました。
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弓気田さんからいただいた質問のおかげで、今まで私たちが伝えきれなかったものもアニーから聞くことができました。アニーの研究は今もまだ続いています。わたしたちの肌に存在する美肌菌*の解明が進み、より良い製品開発でみなさまに還元できるよう、ランコム一同勤めて参ります!
*1 皮膚常在菌叢(ランコムとしての定義)
*2 2021年1月~2022年8月までの日本・フランスなど世界35か国における販売数に基づく
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