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スカボロー・フェア <<category: 自然の生命@武蔵野>>…

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英国に留学していたことがあるのですが、
ふとしたときに、何度もとても懐かしいような感覚におそわれたことがありました。
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なかなか言葉で表現が難しいのですが、「私はこの国を確かに知っている」、というような感覚で、しかもそれは古く、かつてのこの国の民の姿であると感じていました。都会よりは、田舎にいるときにその感覚が強く、Susieという英国女性と親しかったのですが、彼女とハグをするときなど、懐かしくて懐かしくて、・・・とても不思議な気持ちになりました。
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大学の寮に居住していたのですが、夜な夜な、学内のディスコに集まっては、ピザパーティーをして、友人たちと取り留めのない話をし、ピアノを弾いたり、同じ留学生のイタリア人と、母国語の交換をしたりして過ごしました。
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イギリス人は、想像していたより気さくで接しやすい人が多かったです。アジア人差別はありました。
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楽しくて切ない、タイムトリップしたような時間を過ごしました。永住したいな、と思ったことを覚えています。
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帰国してしばらくしてから、サイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair」という曲を聴いたとき、またあの留学したときの懐かしい、においのようなものがよみがえってきました。調べたらやはりイギリスの古い曲ということで、とても驚きました。

Simon & Garfunkel - Scarborough Fair
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Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.
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Tell her to make me a cambric shirt,
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Without no seam nor fine needlework,
And then she'll be a true love of mine.
ーーーーー
スカーバラの市にいったら、覚えていてほしい。
パセリ、セージ、ローズマリーやタイム、
そして、そこに住む、かつて私が心から愛した女性のことを。
彼女には、縫い目や針跡のない、綿の上着を作ってくれと伝えてくれ。
すると彼女は、私が心から愛する者になるだろうと・・・。
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不思議な、謎かけのような歌詞と、せつない乾いた風のようなメロディが美しく行きかう曲です。
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