
タレント・ryuchellさんに、2021年のマイベストコスメを聞いてみました!
ryuchellさんが選んだマイベストコスメ

ジェンダーの枠を超えた個性的なメイクやファッションのみならず、人々の背中を押すような発言が支持されるryuchellさん。2021年9月に所属事務所を退社し独立。11月には芸名の表記を変更する“改名”を報告するなど、今後のさらなる活躍が注目を集めています。
そんなryuchellさんに2021年のマイベストコスメを伺いました。さらに、今年の振り返りや来る2022年の抱負についても直撃。自分らしさを大事にするryuchellさん流のメイク方法から、メイクをするのがもっと楽しくなるメッセージまで、ポジティブなお話が満載です!
何度もリピート買いした、ファンデの質感を活かすパウダー

ローラ メルシエ
発売日 2005/03/02 (2021/02/24追加発売)

コロナ禍で悩まされた方も多いマスクへのメイクうつりに、ryuchellさんご自身も試行錯誤したそう。その結果『ルースセッティングパウダー トランスルーセント』をマスクと肌が接触することが多い、頬骨当たりに重点的に塗布することでメイクうつりを防いでいるとのこと。さらにはおでこにもしっかりと塗ることで、湿気による前髪の乱れも防げるのだとか。
「最大のポイントは化粧崩れがしにくいのに、完璧にマットにならないこと! ベースとなるファンデーションの質感を活かしてくれるパウダーです。白浮きせず、ファンデーションの色やツヤを生かしてくれます。小麦色に日焼けした僕の肌にもぴったり!」
ソフトフォーカス効果によって自然に毛穴をカバーし、透明感あるナチュラルな仕上がりが魅力です。
エフォートレスで、セクシーかつ華やかな目もとに!

2つめのマイベストコスメには、マーブルタイプのアイシャドウ、「MISSHA」の『グリッタープリズム シャドウ』をチョイス。ryuchellさんは日本限定の「GBR06 グアテマラプリズム」を愛用しているそうです。

高発色と高保湿を両立する精油リップ

ryuchellさんが3つめに選んだのが、「THE PUBLIC ORGANIC」の『オーガニック認証原料 精油カラーリップスティック』。2つめにセレクトしたアイシャドウと、コンビで使うことが多いそうです。
THE PUBLIC ORGANIC
発売日 2019/09/25 (2021/09/01追加発売)

ヘアバンド時代から愛用しているボリュームマスカラ


「まつげから“バサバサ”という音が聞こえてきそうなくらいの、海外ギャルのような目もとが大好き!」というryuchellさん。マスカラの塗り方にもこだわりがあり、仕上げに使用するコームは、タテ方向に軽くとかす程度。あえてセパレートさせず、束感を残した仕上がりがお好みだとか。
さらには使い始めから使い終わりまで、ずっと変わらない塗り心地に加え、メイク落としの手軽さもお気に入りだそう。ぬるま湯をよくなじませ、優しく撫でるだけですっきりオフできます。
リフレッシュのための相棒は『土管のおやじ』
メイクへの情熱たっぷりに2021年のマイベストコスメを披露してくれたryuchellさんですが、意外にもスキンケアに力を入れ始めたのは今年から。小麦色に日焼けしたことがきっかけだったとか。
「僕は昔から化粧水が苦手。『だって水でしょう?』って思ってしまって(笑)。スキンケアを始めてからも、使用しているのはオイルオンリー。毛穴も目立ちにくくなるし、肌もやわらかくなるし、化粧のりもアップします」
お仕事だけでなく、パートナーであるpecoさんとの二人三脚で、家事や育児にも全力投球のryuchellさん。日ごろの疲れを癒すために欠かせないのが、「フランシラ」の『土管のおやじ』。とってもユニークなネーミングですが、ブランド発祥の地であるフィンランドでは定番のハーバルローションです。
「子どもがいると水仕事の機会が増えますよね。乾燥のせいか、指のささくれがひどくなってしまって。僕は自分のYouTubeチャンネルでコスメ紹介をすることもあるので、荒れた手がアップになるのは致命的(笑)! 今はこまめにケアしています」
メイクは自分のことを愛するためのポジティブな行為!
2021年も多忙を極めたryuchellさん。9月末には独立を発表し、10月には自身初となる著書「こんな世の中で生きていくしかないなら」(朝日新聞出版)が出版されました。怒涛の1年を乗り切ろうとしているryuchellさんの瞳は、すでに未来を見ています。
「これまでお世話になった所属事務所にお別れを告げ、pecoりんと一緒に自分たちの会社を立ち上げました。会社設立のために人生最大というくらい頭をフル回転させて、ようやくスタートが切れた感じ。新しく創り上げた僕たちのお城で、2022年はやっとパレードを披露できます!」
先程YouTubeにて発表しましたが
— ryuchell (@RYUZi33WORLD929) 2021年11月10日
僕の本「こんな世の中で生きていくしかないなら」の重版が決定しました。感謝しかありません???
そして、芸名を"ryuchell"に変更する事になりました。
表記は変わりましたが
読み方も僕も変わらないので今後とも応援宜しくお願いします? pic.twitter.com/dwmu5ghgG2
さらにryuchellさんは「2022年にはマスクが外せるようになると良いな」と、ぽつり。最後に、長く続くコロナ禍でもメイクを楽しむ皆さんに、とってもポジティブなメッセージを送ってくださいました。
— ryuchell (@RYUZi33WORLD929) 2021年11月17日
「お家で過ごす時間が増えると、ついついSNSを見ては『世の中は美しい人ばかり。それなのに自分は…』なんて、どうしてもネガティブになりがちですよね。でもね、僕もそうであるように、SNSには盛れている写真を載せているだけ! 他人に左右されず、自分のことをもっと愛せるように、自分の好きなメイクを楽しめば良いと思うんです」
自分のことをもっと愛するための、自分の好きなメイク。メイクは自分を愛せるようになるツールのひとつ。ryuchellさんの言葉を思い出せば、ポジティブにメイクを楽しめるようになりそう!
タレント・ryuchellさん

1995年9月29日、沖縄生まれ。高校卒業後に上京し、原宿でショップ店員をするかたわら読者モデルとして活躍。個性的なファッションと強烈なキャラクターが人気となり、数々のバラエティ番組に出演。一児の父となった現在は育児やダイバーシティに関する発信も注目を集める。
取材・文/大谷享子
撮影/大槻誠一
(アットコスメ編集部)
