パンテーンは洗浄力の強い洗浄成分を使っているシャンプーなので、髪の毛の乾燥やパサつきの原因のひとつとして考えられると思います。
後は乾燥が気になるのであれば、コンディショナーよりもトリートメントとの組み合わせになっている商品にするか、時々コンディショナーを休んでトリートメントを使用するのがいいと思います。コンディショナーは髪の毛の表面を軽くコーティングする役割しかありませんが、トリートメントの方がコーティングがしっかりとしていますし、（高くなる傾向にはありますが）髪の傷んだ部分を補修する成分が含まれている物もあります。ダメージ度は低いということなので特に補修効果を望まなければ手頃な値段で購入する事ができます。
コンディショナーよりはコーティングがしっかりしているので、パサつきは抑えられます。ただ使いすぎに気をつける事と、丁寧によく流す事が大切になります。これができていないと、ビルドアップと言ってコーティング成分（油分やシリコン等）が残ってしまって、使っていく内に手触りがごわついてきたり、地肌に着くと痒みが出たりしてきます。
トリートメントを使う時は水気を切った後、毛先から着けて、髪の毛全体の中くらいまでに伸ばします。髪の毛が短いのであれば、耳から下の方の内側の髪の毛には塗布せずに、少量を髪の毛の表面になじませるようにするだけで十分かと思います。
トリートメントで重い仕上がりになるのが嫌ならば、サラサラタイプの物を選ぶといいと思います。
1500円までだとHIMAWARIのグロス&リペア（タグがなぜか旧タイプしか出てこないのですが、今も販売されています）いち髪thePremium、ココンシュペール、ボタニスト、ザ パブリックオーガニックのスーパーシャイニーなどが思い当たります（他にもたくさんあるとは思いますが）。
アミノ酸系などの髪の毛や地肌に優しい洗浄成分は残りやすいので、時間をかけて根元を中心に時間をかけて丁寧に流すことが必要です。ミディアムで3分程度を目安にしてください。
あと、お湯の温度が高いと熱ダメージで髪の毛の手触りが固くなってくるので、ぬるま湯くらいで洗うようにしてください。40度を切るくらいが安心です。
乾かす時は、まずタオルでしっかりと水分を取る事が大切ですが、濡れている髪の毛は一番痛みやすい状態なので、バサバサしたり擦ったりしないように、タオルで押さえるように、特に根元の水分をしっかり取るようにすると良いです。マイクロファイバーのタオルも手頃な値段で買えるのでオススメです。
ドライヤーは頭に近づけすぎず（熱ダメージになるので）、髪の毛の生えてる根元から毛先に向けて風を流すように乾かすと良いです。表面よりも内側、根元から乾かすようにしてください。そして最後に冷風を髪の毛の内側にもしっかりと、全体に当てるようにすると、濡れて開いたキューティクルがよりしっかり閉じるので良いです。キューティクルがしっかり閉じている状態になるとツヤが自然に出ます。キューティクルが開いたり欠けてしまうからツヤ感が出にくくなってしまいます（元からの毛質でツヤが出にくい人もいます）。洗い流さないトリートメントにオイルタイプの物を使うとツヤが出やすいです。
シャンプー前にブラッシングすると、汚れが落ちやすくなります。シャンプーも摩擦ではあるので、汚れは落ちやすくした方が良いです。あとは予洗いをしっかりすると、シャンプーの泡立ちが良くなります。
シャンプーを変えるだけでは多分そんなに変化は現れにくいと思いますので、細かいところでも、髪の毛に優しくしていくといいと思います。