クリームの役目の誤解
こんばんは。
最初に、先にご回答下さった方々と反するコメントをさせて頂きますが、正しいスキンケアへの理解を頂くための事と、何卒ご了承下さいませ。

最近は「ブースト」や「インナードライ」という考え方も浸透してきましたので、最近はおっしゃる方も少なくなりましたが、まだまだ「保湿クリーム」の役目を誤解されているユーザーが多いように思います。

そのもっとも多い誤解が、「クリームはフタ」という言葉と考え方。
これがそのまま頭の中に巣くっていると、コーセー系の「乳液先行」の考え方も、理解不能になります。
つまり、「オイル＝フタ」ですが「クリーム・乳液＝フタ」ではありません。
ですので、オイルをそのまま塗布しても、ＢＡさんがおっしゃる「保湿クリームが必要」というケアの代わりには決してなりません。

これは論より証拠で、お試し頂くと顕著に分かります。
ホホバでもスクワランでも結構ですので、オイルをその白ニキビが集まっているおでこに塗布してみて下さい。
ご質問者様が怖がっていらっしゃる通りの結果が、数日で出ると思いますね。

これを踏まえ、ご質問についてです。
クリームや乳液、つまり油分を角質層内に取り入れる事は大変重要な事なので、必ず必要になります。
それは、皮膚の最表部である角質層の細胞構造をみればおのずと理解できます。（表皮細胞と細胞間脂質の組み立て）

ただ、これは年齢層や肌質が大きく影響してきます。
つまり、細胞間脂質がキレイに組みあがらない肌質（例えば、アトピー）の方や、ある程度の年齢「お肌の曲がり角」に達すると崩れやすくなりますので、必ず必要になります。

反面、皮脂分泌の多い方や、お若くて細胞間脂質が全く乱れていない方は、特に油分を補わなくても肌状態は保てます。

ですので、ご質問者の内容を拝見していると、まだ油分の補給は必要ないように感じます。
ただ気になるのは、化粧水があまりにコクがなく、物足りないのでは？
成分をご覧頂けば分かると思いますが、ＬＵＳＨの化粧水は１０代までかと・・・。

参考になればと思います。

最後に「乳液・クリームがなぜフタではないのか？」のヒントは、「インナードライ」です。
大手ブランドさん各所のスキンケア理論をよく調べて回ってみると、答えがみつかるかもしれませんね。