ひょこんさん、こんにちは。

オイルクレンジングがお肌に悪いという噂に対して、その理由は分からなくて当然だと思います。
ひょこんさんが書かれているように、一般に言われる理由がその特質に全く該当しないからです。
ですから、様々な剤型のクレンジングの特質を本当にご存知の方は、クレンジングオイルは良くないと語ったりしません。
ようは、謝った認識をお持ちのユーザーが多いという事です。
某メーカーのＢＡ指導員であった佐伯氏も、化粧品の理論を知る人物ではありませんから根拠が全く不適切で、今ご理解されている事が正しいと思って良いでしょう。

その理由の一部を書いておきます。

・クリームや一部のジェルタイプも半分はオイルが配合されている事。
同じく界面活性剤もオイルと同程度以上配合されている事。

・オイルの少ないジェルタイプは、メイク落ちをカバーするためにオイルタイプよりも多量の界面活性剤が配合されている事。

・ミルクは油分が少ないが、その分メイク落ちがかなり悪く、むしろ知らずに残ったメイクをそのままにしておく事の方がお肌にはリスキーである事。
また、落ちをカバーするために物理的な力を加えてお肌を荒らしてしまう事。

・メイクも油汚れも皮脂もキレイに落とせば乾燥状態になるのは当然で、それを異常と捕らえている事がそもそも間違っている事。
酸化された皮脂は保湿剤とはならず、保湿はスキンケアアイテムで補うのが当然。

以上ですが、ようは一般で言われる「オイルが多い・界面活性剤が多い」という理由はオイルタイプだけではなく全てのクレンジング剤も同様ですので、その理由に該当しないという事です。
メイクという水では落ちない素材を落とすのが"クレンジング"なのですから、これは当然の事なんですけどね。

最後に、手やお顔に水分があっても乳化が始まってメイクが落ちなくなるクレンジングオイルに「水を混ぜて使え」と書いてしまうところ辺りの佐伯氏は、その知識の度合いが計り知れますね。
もともとクレンジングの後は洗顔をしますので、クレンジング後に残ったオイルを問題にするのも論外という事になりますし。

今お持ちの鋭い洞察力は、大切になさるのが良いと思いますよ。
どうかご参考まで。