
メイクレッスン専門店「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、化粧直しの基本を教えていただきました。

教えてくれたのは

経験豊富な講師を独り占めしてメイクスキルを学べる、老舗のメイクレッスン専門店。お顔の分析手法の一つとして、2007年よりパーソナルカラー診断を取り入れている。メイクのプロが診断するので、似合う色やアイテムがわかるだけでなく、実際のメイクで実感できる垢抜け体験が魅力。東京・原宿にある@cosmeの旗艦店「@cosme TOKYO」1階のほか、新宿と銀座に店舗を展開。
化粧崩れの原因
クレンジングオイルを思い出すとわかる通り、基本的にメイクは油分と混ざることで崩れます。また、汗や乾燥も化粧崩れの原因です。ベースメイクは油分の多いアイテムを広い範囲で使うため、崩れがとくに目立ちやすいです。
☑皮脂が分泌されやすい箇所
Tゾーンはもともと皮脂が分泌されやすい箇所です。
☑乾燥によって皮脂が過剰分泌されている
保湿が足りず乾燥しているために、過剰な皮脂が分泌されることがあります。毛穴が開くのは、保湿不足によることが多いです。
☑スキンケアの油分が多い
油分の多いアイテムを使ったときなど、テカテカした状態のままメイクを始めると崩れやすくなります。
☑スキンケア不足で乾燥している
乾燥によるひび割れや、スキンケア不足でベースメイクの密着度が低い場合も崩れにつながります。
ベースメイクの崩れを防ぐには?

関連記事ではスキンケアとメイクのコツを解説しています。
化粧直しの基本ステップ
❶メイクが崩れたりよれたりした箇所をオフする。肌状態によっては保湿する。
❷落ちたメイクをカバーするアイテムを重ねる。
崩れた状態のまま上から塗り直すのはNG! 必ず、崩れた部分を一度おさえてから、必要に応じて直します。
化粧直しにおすすめの持ち歩きアイテム
基本のアイテム
悩みにあわせて
ベースメイクの直し方
①崩れてよれた部分のメイクをおさえる・保湿する
☑崩れた箇所をティッシュでおさえる
☑崩れがひどい場合は乳液を使ってオフ
☑乾燥が気になる場合は保湿
崩れた状態のまま上から塗り直すのはNG! 必ず、よれた部分を一度おさえてから、必要に応じて直します。


乾燥が気になる場合は、上からミスト化粧水で保湿します。スプレーしたら手で軽くなじませましょう。

②必要に応じてカバーする
よれや浮きを整えたあと、必要があれば上から重ねてカバーします。このときにいろいろと塗り重ねると、厚塗りや汚く崩れる原因になるため、フェイスパウダーを薄く重ねるくらいにとどめるのがおすすめです。

ポイントメイクの直し方
ポイントメイクの崩れを防ぐには?

崩れた箇所をピンポイントで落とす
☑乳液をつけた綿棒などで落とす
☑油分をおさえる
ポイントメイクは崩れたところをピンポイントで直すことが大切です。目もとのメイクが落ちて黒くなってしまった箇所を直す際は、広範囲に広げてしまわないよう、綿棒を使ってピンポイントで落としましょう。

(アットコスメ編集部)