
毛穴が黒ずむ原因は、おもに「毛穴の詰まり」と「メラニン」と「毛穴の影」の3つ。その見分け方について、皮膚科医の蘇原しのぶ先生に聞きました。
A.指でそっと触れてみると、違いがわかります

(1)毛穴に角栓が詰まり、酸化して黒くなっている
毛穴に角栓が詰まり、酸化して黒くなっているのは、いわゆる「詰まり毛穴」が進んだ状態。皮脂や古い角質が毛穴に詰まって角栓になり、酸化して黒くなっているので、
・鏡で見ると、毛穴に角栓が詰まっている
・指の腹で触れるとザラザラしている
という特徴があります。
鼻や顎、眉間など皮脂の分泌が盛んな場所にできやすい傾向です。
>>詰まり毛穴の人のスキンケア
(2)毛穴周辺にメラニンが蓄積して黒っぽく見えている
(3)毛穴の影が黒っぽく見えている
これ以外にも、毛穴が開いてその影が黒く見えているケースもあります。
これは乾燥が原因のいわゆる「開き毛穴」で、不十分な保湿ケアを肌自身がカバーするために皮脂を過剰に分泌した結果、毛穴がぱかっと開いている状態です。
実際は黒ずんでいないのに、毛穴の影で黒く見えます。
>>開き毛穴タイプの人のスキンケア
監修:しのぶ皮膚科 蘇原しのぶ院長

皮膚科医。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、2016年にしのぶ皮膚科開業。保険診療全般から、保険診療ではできない治療や美容診療まであらゆる皮膚病を解決できるクリニックを目指している。テレビ、ラジオ、インターネット等のメディアでも活躍中。
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(@cosme編集部)