これから夏を迎えるにあたり、多くの方々が美白を意識し始めた頃ではないでしょうか。でも、ちょっと待って。今まで正しいと思っていたお手入れって、本当に正しいの?そこで今回は、美容のスペシャリストが推奨している夏の正しい「美白対策」をご紹介。数年先、何十年先も笑顔でいれるように、今こそ正しい知識を身につけておきましょう。
夏にやりがちなNG習慣、あなたもやってない?
ベタベタしたくないから、クリームは使わない
高温多湿の夏は、暑さで汗をたくさんかいて肌がベタつくため、うるおいが保たれていると思いがちですが、これは大きな勘違い。夏でも快適にお手入れができるテクスチャーを選んで、お手入れの最後にクリームを取り入れましょう。
エアコンの効いた室内に長時間いる
毎日の暑さで体はバテバテ。熱中症を避けるためにも、快適な環境を求めてしまうのは仕方がないこと。そんな環境が常態化する夏の肌はダメージを受けやすく、シミやシワなどのトラブルを招いてしまうそう。
どうして、エアコンの効いた室内にいると肌がダメージを受けやすくなってしまうの?
冷たい飲み物をたくさん摂る
暑い時季になると、やっぱり冷たい飲み物が欲しくなりますよね。でも、摂りすぎると消化機能の低下や冷えの原因につながることも。血行が悪くなって、顔色も冴えないばかりか、肌の乾燥やむくみにも影響を及ぼすこともあるので、ほどほどに。
では、暑い夏はどんな飲み物を飲んだらいいの?
日焼け止めは毎日塗らない
「今日は外出しないから」「ちょっと出るだけだから」日々のそんな積み重ねが、シミやたるみを深刻化させている可能性があります。日焼け止めは必要な時に塗るのではなく、毎日塗ることが鉄則です。
近頃は、紫外線はもちろん、ブルーライトや大気汚染といった外的刺激をカットする日焼け止めも続々と登場しています。ぜひチェックしてみて。
この先も美白肌をキープするために、毎日のお手入れを見直そう!
紫外線ケア+美白ケアで、本当に完璧?
紫外線は季節を問わず、雨や曇りの日も降り注いでいます。日焼けによる影響を未然に防ぐためにも、一年中お手入れすることをおすすめします。
また、体の内側からのケアをプラスするとさらに効果的です。特に内服薬は、メラニン色素の生成を抑えながら、これからできるシミを防止。できてしまったメラニンに働きかけてシミを薄くしながら、ターンオーバーを整えてメラニンの排出を促してくれる機能が期待できるので、ぜひ取り入れてみて!
TPOに合わせて、日焼け止めの使い分けをマスターしよう
みなさんは、日頃から日焼け止めを使い分けていますか?例えば、自宅の近所へちょっと買い物へ行くときと、海に遊びに行くとき。同じ日焼け止めを使っている、という方は要注意。
日常生活では数値が低めのものでも対応可能ですが、日差しが強い場所に行くときや、長時間外にいるときなどは、SPFやPAの数値が高い日焼け止めをしっかり塗ることが重要です。
<知っておこう!UVAとUVBについて>
■UVA
シミ、しわ、たるみなどの光老化を引き起こすUVA(紫外線A波)は、朝から少しずつ増え続け、正午前後にピークを迎えます。その後もあまり減らないため、1日を通して日焼け止めを塗るようにしましょう。日焼け止めに表記されているPAは、UVA(紫外線A波)から肌をブロックする効果を示す値。+(プラス)が多いものが高い効果を示しています。
■UVB
一方で、サンバーンによるシミ、そばかすを発生させるUVB(紫外線B波)は、午前10時から午後4時の間が多い時間帯となり、特に正午頃にピークを迎えます。日焼け止めを塗るのはもちろん、長袖を着たり、帽子や日傘などを利用するといいでしょう。こちらは、SPFという表記。SPFの後に続くの数字は効果の持続指数ではなく、紫外線からの防御力を示しています。
日焼けの影響を受けにくい肌を育てるために知っておきたいこと
肌は乾燥すると紫外線の影響を受けやすく、シミやソバカスができる要因となることも。毎日の日焼け止めに加えて、たっぷりのうるおいを肌にチャージすることもお忘れなく!
また、乾燥した肌はターンオーバーも乱れがちに。紫外線を浴びることで、メラニンが蓄積されやすくなるので、日頃から肌の水分量を多く保つようにしましょう。
エアコンで乾燥する日中の水分補給は、便利なミストが◎。気分転換にもオススメですよ。
【まとめ】美白肌をキープするのは、毎日の紫外線対策がカギ
1年を通して必要な紫外線対策。日頃のこまめな積み重ねは、ときに大変で面倒なことも。しかし、いずれ自分に返ってくるご褒美だと思えば、毎日きちんとお手入れすることができますよね。いつまでも若々しい美白肌をキープするために、正しい日焼け止めの使い方を徹底して、肌を良好に保っていきましょう!
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