スキンケア基礎講座☆洗顔編【“毛穴・ニキビ予防・乾燥”肌悩み別洗顔のコツ】

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スキンケア基礎講座☆洗顔編【“毛穴・ニキビ予防・乾燥”肌悩み別洗顔のコツ】
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肌がゴワゴワで乾燥しがち、化粧水美容液の浸透が悪い…、その原因は間違った洗顔方法にあるかもしれません。そこで今回は、洗顔の基本から、毛穴ニキビ予防・乾燥などの悩みに合わせた洗顔料の選び方、洗顔後のスキンケア方法までイチから徹底的に紹介します。この機会に、スキンケアの基礎「洗顔」を見直して、しっとりつるつるの美肌を目指しましょう♪

スキンケア基礎講座☆洗顔編
1.基本的な洗顔方法
2.絶対にやってはいけない洗顔方法
3.肌質別洗顔方法と洗顔料とは?
4.洗顔後の大切なケア
5.まとめ 
毛穴トラブル徹底対策
ニキビの種類別対策方法
生活から見直す乾燥肌対策法
おすすめの毛穴対策洗顔料9選
おすすめのニキビ対策洗顔料9選
おすすめの乾燥対策洗顔料9選

1.基本的な洗顔方法

洗顔は毎日するものだからこそ、ついつい自己流になりがち。その自己流洗顔が肌トラブルとなってしまっている可能性も。
洗顔で毛穴の汚れや古い角質を落としきれていないと、角質肥厚による乾燥やニキビ毛穴の目立ちなどのトラブルを招いてしまいます。
さらに、その後のスキンケアも浸透しにくく、効果を得られにくい状態に。
まずは基本的な洗顔方法を最初から最後まで細かく紹介します。

1-1.清潔な手で洗う

水洗いだけでは落ちない油性の汚れも手に付着している可能性があり、洗顔料を泡立てる時にその汚れが影響して泡立ちが悪くなってしまうことも。
洗顔の前にまずハンドソープやボディソープで手を洗い、清潔な状態から洗顔をスタートするようにしましょう。

1-2.素洗いをする

水またはぬるま湯で3〜5回素洗いし、肌表面についたほこりや古い角質などの汚れを軽く落としましょう。
洗顔料の肌馴染みを高め、泡の吸着効果をアップさせる働きもあります。

1-3.洗顔料をよく泡立てる

洗顔料を手、または泡立てネットなどにとり、よく泡立てます。弾力のある、キメ細かいホイップクリームのような泡が理想的。
キメの細かい濃密な泡が肌に負担をかけにくく、毛穴に詰まった汚れを吸着して落とすために必要な工程です。

1-4.泡を乗せていくイメージでしっかり優しく洗う

まずはTゾーンやあごなど皮脂の多い部分にキメ細かい泡をたっぷり乗せ、直接手を触れず、泡で肌表面を滑らせるようにして洗います。
泡で肌の汚れを吸着させるようなイメージで、他の部分にも同様に優しく洗いましょう。汚れが溜まりやすい小鼻や、生え際、フェイスラインは洗い忘れやすいので注意して。

1-5.洗い残しがないようにしっかり落とす

すすぎはぬるま湯でしつこいくらい多めにするのがコツ。泡が流れたら、プラス10回くらいが目安です。
ぬるま湯といってもシャワーと同じ38〜42℃だと顔の皮膚には高すぎて、肌のバリア機能となる皮脂まで落としきってしまい、乾燥の原因となってしまいます。32〜34℃が最適な温度、手に触れたらちょっとひんやりするくらいが目安です。
生え際やフェイスライン、アゴの裏まですすぎ残しがないように気をつけましょう。

1-6.洗顔後は優しくタオルオフ

すすいだ後は、清潔なタオルで顔の水分を吸収するように押さえて優しくふき取りましょう。
タオルを使用する場合は、洗濯後1度も使っていないタオルを使用するようにして。タオルは1回でも使うと雑菌が繁殖してしまうので注意して。
肌触りの優しいタオルを選ぶようにしましょう。
タオルの刺激や雑菌が不安という方にはティッシュによるふき取りもおすすめです。洗顔後の肌に1〜2枚のティッシュをのせて優しく押さえるように水分を吸い取りましょう。

2.絶対にやってはいけない洗顔方法

毛穴の汚れが気になるからとゴシゴシこすったり、ベタつきが気になるからと熱いお湯でバシャバシャと勢いよくすすいでいませんか?
どちらも肌にとってはかなり負担になり、肌荒れの原因になるのでNG。ここでは洗顔でやってはいけないことを紹介します。身に覚えのある方は今すぐやめましょう。

2-1.水分量が少なく擦るように洗うのはNG

よく泡立てずにゴシゴシと力を入れて洗うのは絶対にNG。
顔の皮膚は非常に薄く、角質層の厚さはわずか0.07〜0.2mm、ラップと同じくらいの薄さです。肌の弾力を保つ真皮層を入れても厚さは約3mm。
洗顔で肌を3mm以上押して洗うと真皮層にあるコラーゲンがダメージを受け、たるみや乾燥の原因となってしまいます。
基本の洗顔で紹介した通り、たっぷりのキメ細かい泡を滑らせるようにして洗いましょう。

2-2.熱いお湯で皮脂を落とし過ぎるのはNG

ぬるま湯での洗顔が推奨されていますが、洗顔の適温は32〜34℃。シャワーで使う温度より低く、触るとちょっと冷たく感じるくらいの温度が顔には最適です。顔の皮脂は30℃で溶けだしますが、お湯の温度が高すぎてしまうと必要な皮脂まで落とし過ぎてしまい、乾燥の原因となってしまいます。
逆に冷水だと汚れが浮きにくく、毛穴の汚れや皮脂が落としきれません。適温を守り、汚れをしっかり落としながらも適度な潤いを残した洗顔を心がけましょう。

2-3.1日に何度も洗うのはNG

汗をかいたり、皮脂のベタつきが気になると洗顔料を使って洗いたくなりますが、1日3回以上は洗い過ぎです。
皮膚は肌の水分を保持し、外部からの異物侵入を防ぐバリア機能を持っています。バリア機能は、皮膚表面の皮脂膜と、皮膚膜の下にあるセラミド(細胞間脂質)によって成り立っています。
しかし、洗顔をしすぎると肌に必要な皮脂やセラミド、NMF(天然保湿因子)を洗い流してしまい、肌が乾燥してバリア機能も損なわれてしまうのです。
洗顔は朝晩の2回で十分。朝は軽めに、肌の新陳代謝が行われる夜は念入りに洗うようにしましょう。

2-4.タオルで擦るようにふき取るのはNG

洗顔後、ゴシゴシこするようにふき取るのは、肌に大きな刺激となり、傷めてしまうので絶対にやめましょう。
肌触りの優しいふわふわのタオルで顔の水分を押さえるようにしてふき取りましょう。

3.肌質別洗顔方法と洗顔料の選び方

正しい洗顔方法の基礎を理解したら、自分の肌タイプや悩みに合わせた洗顔法や洗顔料の選び方も知っておきましょう。
毛穴対策、ニキビ予防、乾燥対策におすすめの洗顔方法と洗顔料の選び方を紹介します。

3-1毛穴対策の洗顔方法と洗顔料の選び方

皮脂分泌の多い脂性肌の方はTゾーンを入念に洗いがちですが、皮脂を取りすぎるのも実はNG。
肌が乾燥するうえ、乾燥から肌を守ろうとして皮脂分泌が盛んに。さらに、外的刺激から肌を守ろうとして角質が厚くなり、ニキビ毛穴が目立ちやすくなってしまいます。
毛穴が気になる方は下記のステップで洗顔をしてみましょう。

毛穴の気になる鼻やTゾーンに乳液を馴染ませてから蒸しタオルをのせ、肌を温めて毛穴を開き、皮脂汚れの浮き上がりやすい状態にします。入浴中であれば、湯船の蒸気を利用しましょう。
洗顔料を泡立て、手でこすらないようにたっぷりの泡で優しく洗います。浮き上がった皮脂汚れを泡で吸着していくようなイメージです。
③ぬるま湯で顔の隅々までよくすすぎ、最後に水ですすいで毛穴引き締めます。
④タオルやティッシュで水分を優しくふき取り、化粧水乳液で保湿します。油分の多いクリームは控えめにしましょう。

洗顔料を選ぶ際は、毛穴ケア用の洗顔料酵素系の洗顔料を選ぶのがおすすめです。
皮脂や角栓をゆるめて優しく落とすことで、毛穴の目立ちにくい肌へと導きます。

3-2ニキビ予防に効果的な洗顔方法と洗顔料の選び方

ニキビ肌も基本的な洗顔と同じ手順で行いましょう。赤く炎症したニキビがある場合は、低刺激性の洗顔料を選び、肌への刺激を最小限に留めるようにして。
テカリやベタつきが気になるからといって1日に何度も洗顔料を使って洗顔するのはNG。肌が乾燥し、角質が溜まりやすくなり、ニキビの悪化につながります。
ニキビ予防用の洗顔料は肌のざらつきもなめらかにする効果にも期待できるので、積極的に使ってみて。
ニキビの種類によってもお手入れ方法が変わってくるので、自分の肌を見極めることも大切です。わからなかったら皮膚科で相談してみるのもおすすめです。

3-3乾燥対策の洗顔方法と洗顔料の選び方

乾燥肌の方や秋冬は乾燥しがちな方は、洗顔料を使った洗顔は夜1回のみにしておきましょう。
夜の洗顔は基本の洗顔方法と同じ手順で、泡洗顔で優しく洗うようにしましょう。
朝の洗顔は、乾燥が気になる場合はぬるま湯ですすぐのみに留めておくのがおすすめ。
皮脂や汚れが気になる場合は、Tゾーンなど脂っぽい部分のみ軽く泡をのせる程度に洗いましょう。
寝ている間に肌のバリア機能が回復するので、朝に洗顔をしすぎるとせっかく回復したバリア機能を再度低下させてしまうことに。
肌の潤いを奪いすぎずに洗い上げる乾燥肌用の洗顔料を選び、たっぷりの泡で肌にあまり負担をかけないで洗うようにしましょう。
セラミドヒアルロン酸コラーゲンなどの保湿成分を配合した洗顔料がおすすめです。

4.洗顔後の大切なスキンケア

正しい洗顔で皮脂や汚れを落としたら、しっかり保湿ケアをして潤いのある肌を保ちましょう。
洗顔後のスキンケア次第で肌は見違えてくるはず。スキンケアのタイミングと方法をおさらいしておきましょう。

4-1洗顔後のスキンケアのタイミングは?

洗顔後の肌は無防備な状態。そのままにしておくと乾燥が進んでしまうので、洗顔後すかさず保湿ケアをするようにしましょう。
間髪入れず保湿するのがおすすめですが、最低でも3分以内には肌に潤いを補給してあげましょう。
正しい洗顔方法で洗っても洗顔後顔のつっぱりが気になる場合は、洗顔料を保湿タイプに切り替え、洗顔後すぐに保湿ケアを行うようにしてみてください。
また、育児などで忙しく、洗顔後すぐにしっかりとお手入れできない場合は、化粧水ミストやオールインワンアイテムなどの簡単ケアで“とりあえず保湿”をしておくのがおすすめです。

4-2 洗顔後のスキンケア方法は?

洗顔によって奪われた水分と油分を補い、潤いあふれる肌をキープするためにはスキンケアの手順も大切です。
洗顔直後は、化粧水を使って水分ををたっぷり補給してあげましょう。次に、肌悩みに合わせた美容液を使います。
肌に水分と美容成分を与えたら、乳液やクリームを使って肌表面にフタをし、水分や美容成分が逃げないようにします。
使う順番は油分の少ないものから使うのが基本。水分と油分をバランスよく与えることで、長時間潤いの続く肌へと導きます。
しかし、ブランドによっては乳液先行タイプや、ブースターの使用をおすすめしていることもあるので、推奨している使い方通りにスキンケアをするようにしましょう。

5.まとめ

いかがでしたか? スキンケアの基礎となる洗顔、正しい手順でポイントを押さえることで洗い上がりにも差が出てきます♪ 今まで間違った方法で洗顔をしていた方はこの機会に見直すことで、その後のスキンケアが浸透しやすくなり、ふっくら柔らかい理想のしっとり肌に近づけるはず。ぜひ実践してみてくださいね! 肌タイプや悩みに合わせた洗顔料選びやスキンケア方法も大切なのでお忘れなく★

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