- クチコミ 5件
- 注目人数 人
- 購入者のクチコミで絞り込む
クチコミ
理屈っぽい女性が美へのモチベーションを上げるには最適。
「化粧や服にうつつを抜かして、女って馬鹿だよな」という空気がどことなくある環境に生まれると、化粧やお洒落に罪悪感を持ってしまうのですが、
「美しさは知性の現れ、やっぱり綺麗じゃなきゃ!」と考え直させてくれますよ。
但し、自分を美人じゃないと認めている人にとっては残酷なくらいの現実を突きつけられます。
ハイスクール時代に美人の子はそうでないこの10倍相手を見つける確立が上がると書かれてしまうと、そうでなかった自分は
「そうだよね、美人は得だよ」と卑屈に。
「美人が絶対得だとは言えないんだけどね」的なことは書かれていますけど。
既に配偶者を選択し終えた自分は客観的にシニカルに読むことが出来ますが、これから配偶者を探そうとしている女性には心穏やかに読める内容ではないかもしれません。
ですが、
顔の造作について書かれているのはこの本の3章分だけ。
あとは、髪や肌、身体バランス、ファッションなどについて。
美人でないと自認する女性でも、この部分では努力次第で勝負が可能と思わせてくれます。
特に年齢を重ねると目立ってくる肌や髪の老化、スタイルの崩れは、努力次第で維持できるもの。
また、ファッションも頭脳の表れですから、それだけの知性と強さを持っているというアピールにもなるらしい。
際立った美人は35歳以下と書かれていますから、それ以上の年齢の女性にはむしろ、それまでの生活が美醜を分けていき、健康な食生活と適度な運動、タバコを吸わないなどの心がけで、老化という醜さを少しでも遅らせることができるのでは。
「美人に生まれたかった」と嘆いている結婚前の若い女性こそ、この点に勝負をかけて、日々忍耐強く健康な身体を維持し、知性を磨くことで勝負可能の光明が見えるのではないかと思います。
元々持って生まれた美しさ以上に、努力で勝ち得る美しさもあり、また最後には醜さが圧倒的な美に昇華することもあると書かれているところにも、救いの含みを持たせています。
実際、女優さんのなかにはお笑いの方が、いつの間にやら美人女優扱いになっていることって結構ありますし。
***********************
さてさて、結婚もしたしさ、子どもも産み終わったしさ、40超えてるしさ、もう綺麗とか綺麗じゃないとか関係ないさ、と斜に構えて読み進めた書でしたが(でも読んでる往生際の悪いわし)現在の自分のワークアウト熱に最初に火を付けたのはこの本。
このクチコミもダイエットスリッパはいて打ち込んでおります。
旦那が道行く独身女性に片っ端から妄想していると思うと、いても立ってもいられない。
更に女性の美醜で男性の好感度までも評価されてしまうと言われては、妻も責任重大であります。
ヒップとウエストの黄金比率0.8以下の為にコアに励んでおりますよ。
やっぱ女は一生外見に縛られるんだなぁ。
- 使用した商品
- 現品
草思社について
メーカー関係者の皆様へ
より多くの方に商品やブランドの魅力を伝えるために、情報掲載を希望されるメーカー様はぜひこちらをご覧ください。詳細はこちら