ゲラン / フィルトゥル ダムール 口コミ

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なつみママ★さん
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評価しない

2010/6/13 22:04:01

2000年に限定発売されていますが、わしが試したのは、リニューアル製品として発売されている、レ・パリジェンヌシリーズでのフィルトゥル・ダムールです。帝国ホテルと東京大丸限定で発売されている、あのシリーズです。小分けで買ったので評価は入れませんが、つけるとしたら★1〜2くらいです(お好きな方すみません!)。

う〜んこれはまんまミツコの系統ですね…シプレ系がわしは苦手なんですが、これもご多分に漏れずって感じです。ある程度覚悟をして小分けを購入したのでありますが…英語及びフランス語のゲラン公式サイトには、香りの要素が書いてあるのですが、う〜ん、トップとミドルまでは良いものの、ラストがパチュリとウッディノートでは、わしがNG出すのもさもありなんかもしれんです。わし、イディールとかもダメだし、多分パチュリとか、ああいう系統の薬クスリしたハーブ臭とか、木(ウッディと言え;)とか苔(モスと言え、モスと;)とかの香りダメなんよね。

逆に、ミツコの系統がお好きな方には良いのではないかと思います。ミツコと比べると、やはりフィルトゥル・ダムールのほうが現代的ですしね。

”愛の媚薬”かぁ…わしにはいい香りには感じられなかったので、媚薬でも何でもないですね。愛の媚薬というよりも、普通に、効くけど全然まずい胃腸薬みたいな感じかな?

これが”愛の媚薬”とは、やはり欧米の方々の感覚は我々日本人とは異なるのかなぁと思います。全世界で見た場合、ゲランで最も売れている香りは21世紀においてもダントツでシャリマーだそうですが、あれなんかもぶっちゃけ日本人ウケする香りじゃないと思います。

少なくとも、日本含め、東アジアの湿度の高い蒸し暑い気候では、シャリマーは気持ちよくは香らないよね…いや、わしもシャリマーは好きで、EDPを買って持ってるのに、わざわざパルファンを買いなおしたくらい好きなんだけどね、梅雨時とか、真夏の蒸し暑い気候であれ嗅がされたら、別の意味で一発ノックアウトだよね…香りに酔って気持ち悪くなっちゃう…

もちろん、そんなシャリマーも、日本だと秋冬には本当に素敵に香るフレグランスですよね。日本の秋冬の、あの乾燥した空気の中では、とても美しく香ります。わし、6月から7月にかけてフランスやドイツに旅行に行ったことがありますが、たしかに現地ではその季節でも空気は乾燥してからっとしていて、こんな気候ならフレグランス文化が発達するはずだわ、ゲランの濃厚な香水がその真価を発揮するわけだわと、妙に感心した記憶があります。

でも、シャリマーがなぜ発売から85年も経っても全世界でスタンダードとして売れまくっているかというと、やはり、白人男性にとっては、永遠の”オトナの女のいい香り”だからなんだそうです。そして、その感覚は、生まれついてのものもあるのかもしらんし、文化的なものだとか、気候や食べ物などなど、いろいろな要素で変わってくるものなんでしょう。

残念ながら、わしにとってはこのフィルトゥル・ダムール、愛の媚薬でもなんでもなくて、富山の薬売りが置いていってくれる、レトロなパッケージの、昔ながらのお薬と全く変わりません。

トップ:レモン、ベルガモット、ヴァーベナティー
ミドル:ジャスミン、ネロリ、百日紅
ラスト:パチュリ、ウッディノート

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