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クチコミ
イイ年してマドモアゼルもないのですが、このココマドモアゼルという香り、
ふつうの若い人が使うと老け込むのでは?な香りです。
50年ほどの前のパリのマドモアゼルは現代のマドモアゼルよりズンと大人びていた、
として、そういうイメージならぱ納得なネーミング。
私が使ったらババモアゼルになる、とか言うのは誰だ。
うまくいえないけど「ツンと爽やか、後、官能美ともいえる甘い香り」です。
可愛いようでいて「本当は少しだけ毒あるのよ」的。
なんでもこの香りは
「エレガンスはシンプルの中に、ラグジュアリーは純粋さの中に」という
マドモアゼル シャネルの精神を現代的に表現した香りだそうです。
まず香るトップノートは曇った空が晴れそうなほどの鮮度の高い柑橘系。
けど、レモンだのミカンだのじゃなくてベルガモットだから少し捻った感じでカツーンと来ます。
その後はローズ、ジャスミンなどが入り混じった複雑な甘さが浮き出て来ます。
爽やかなんだけどきちんとレディである、どこまでもオンナである香り。
過去、頂いたシャネルの香りで最も苦手なものは、この「マドモアゼル」を省いた「COCO」だったゆえに、
(多分ベースのパチュリが苦手みたいです。精油のパチュリもかなり苦手です。)
こちらココマドモアゼルにも悪いイメージを持ってしまっていたのですが、
友人とのヒョンな会話から薦められ、香ってみて瞬時に好きだと感じて、
しかしながらココマドモアゼルのフレグランスそのものはキツいからシャワージェルなどで
「主張して香らせるのではなく、ほんのり纏いなさい」とアドバイスされたので、
私は厳格にそれを守り、たまにボディローションやヘアーミストを加える程度にしていました。
とにかく香りとは、自らは動いた時にやっと微かに香る程度が一番よいのです。
静止状態で自らで香っているのは付け過ぎと思う方がいい。
付け過ぎると作り手の主旨からも掛け離れた香りになってしまうのも本当です。
「纏う」が品を保てるし、そのものの香りを生かせると判断しました。
そんなこんな折に発売されたボディオイル、本当は滅多とボディにローションは使わないので
使い慣れたオイル形状なら便利だと思い、取りあえず買ってみました。
店頭でオイルそのものは何かと尋ねてみると
「塗るとサラサラになる揮発性のオイルです」だと。
揮発系のオイルて・・・どう考えてもシリコーン油だろうからケア効果はゼロだな、と思い。
「ふつうのオイルはベタベタするのでこちらはとても使いやすいです」と。
「ふつうの植物オイルでも浸透させたらベタベタしないすよん。」と言うと
「そういうの、ありますね、それと同じようなものです。」だと。うへっ。
別にシャネルでオイルについて語る必要も理由も感じなかったので
「そうですか。」と言いました。
私、ヨイコ。
外箱もあえて見せてもらいませんでした。
別に成分でケンカ売りに行ったわけでもないし、ケア効果を求めるなら、
それはそれでここまでサラサラになるオイルだから
同時に別のケア効果を持つオイルを使えばいいので。
(ふだんはボディケアは怠っています。超テキトーで潤いを保っています。)
もともとこれはフレグランスのカテであってケア効果なんて求めていません。
せっかく塗るなら、なんとはなしにフには落ちないけども。
で、結局、軽いフレグランスです。
スプレー式です。
誰がケアするためにオイルをこんなに少ししか出ないスプレーで
プシュプシュしまくるねんな。
スプレー式として商品化するというのは、
何万回ものスプレーを繰り返して尚、「詰まらない」事を実証しなければ実現しません。
という事は、このオイルは「詰まる成分」は配合されていない、粒子が細かいのです。
別にいいや、と思ってほぼ即決で買った理由は香り方です。
他のココマドモアゼル商品と比べたら最も「棘部分」がなく、
尖がった輪郭が丸くなったという感じです。
とりあえずスプレーすると
瞬時にその場はココマドモアゼルのトップの香りが強く漂うので怯みますが、
しばらくすると本当に優しく香るので、ある程度面積広く付けても後で仄かに香るだけになります。
私は首筋、デコルテ、腕の内側、髪の先にスブレーしています。
髪の先にはエタノールだらけのヘアミストよりいいかも。
構成は揮発性の高いシリコーンオイルと少しのミネラルオイルに香料をブッ込んだものであります。
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