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クチコミ
※クチコミにはネタバレを含みますのでご注意下さい。
この本の著者は男性ということもあり、内容はスキンケア・ヘアケアが中心となっています。
つまりメイク関連の記載はありませんのでご注意を。
この書籍には、自分が納得出来ることと納得出来ないことが混在していました。
前者の場合は
激しく同意!と思うことが多かったのですが、
後者の場合は、
「化学的にはそうなのかもしれないけれど、自分には当て嵌まらないな…」
〜といった感じでした。
★☆★
第1章 化粧品業界の裏話
○私には雑学的に知っていることの復習のような内容でした。
でも知らなかった人には目から鱗な筈。
著者曰く『美容のプロ』とは美容師でも医師でも博士でも美容部員でもないらしい。
ではどんな人なんだろう?
過去に「ニ○ア青缶と似た成分の超高級クリームがある!」と話題になっていた時の
ネタ元はこの本だったのかな?
第2章 ウソ?ホント?美容にまつわるあの噂
△ここは納得できることと納得できないことの混在。
詳細は長くなるので割愛。
第3章 化粧品と界面活性剤
△化学の教科書のような内容だが、
基本的なことをわかりやすく解説しているため、化学に苦手意識がある人にはいいのかも。
第1章同じく、こちらも過去に勉強した事の復習のような内容だったので、
ちょっとつまらなかった。
第4章 化粧品の問題点とリスク
○お茶石けん・白斑事件等を例にあげての解説。
化学的な視点で掘り下げられているため、興味深く読ませて頂きました。
で、やっぱり美白化粧品は自分には必要ないな…と再認識しました。
次の機会があれば、合成香料の記述を加えて欲しいです。
第5章 かずのすけの美容論
◎激しく同意!な点が多い。
化粧品に頼らない『美肌づくり』に関する情報。
巻末付録の『かずのすけのおすすめ化粧品』はあまり参考にならなかったな…。
肌質は人それぞれ違うんだし、肌に合う化粧品だって人それぞれ違うのでね。
それと著者は化粧品のプロデュースをしているそうなので、
ビジネス的な視点が入っている可能性があるのが惜しい所。
完全に利権に縛られない人からの情報でないと、ちょっと…。
経済活動には必ず利権が存在するため、実際にはほぼ無理なんですけどね(苦笑)
自分に必要な資料が少なく、何度も読み直したいと思わなかったため、★4.5
しかしこの著者は敵が多そうな感じだな(苦笑)
2015年5月1日 初版
1200円+税
ISBN 97848030 07091
P234 ココイルグリシンKが『極弱』から『やや強』へ訂正 (2015/08/28)
P194 ダ○マエナジーは医薬部外品ではなく化粧品だった?
★☆★
おまけ
『化粧品』の定義。
旧薬事法(現在は薬機法)第2条第3項
この法律で「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌ぼうを変え、
又は 皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、
身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、
人体に対する作用が緩和なものをいう。
→簡単に言うと『医薬品のような効果があってはいけないもの』です。
この著者の2冊めの本、
化学者が美肌コスメを選んだら・・・
https://www.cosme.net/product/product_id/10111282/reviews
管理用:2015/6/24 16:51:07 1-2-1
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