イプサ / デザイニング フェイスカラーパレット 口コミ

【追記】つくづく「心は正直」。シェーディング以外に手が伸びず、他の3色減らず追加画像の状態。1年経過、星下げます。3→1へ。
リニュ前旧品が、チークカラーはベストでなくとも質感・メイク効果、本当に良かったので、全く別物。旧品も使ってた方々はこの変わりっぷり(方向性)気にならないんでしょうか…。
結果的にはごく少量のシェーディングパウダーを5800円で購入したようなものとなってしまいました。

-----以下、2017/5/1のクチコミ-----

前作と同色番の101PKを購入。比較の為研究資料的な意味合いもあって同色番にしました。
まあまあ良いのだけど比較すると…う〜ん、私は前作の方が好きかなぁ。リニュ後本品は色出し・質感とも抑えすぎでなんだかメリハリが無くなってしまった気がします。
粉質は向上が見られ、高精細感は前作よりありその点は洗練度が増したと思いますが。
以下は比較を含んだ詳細です。
(前作は2016/11/15に星5クチコミ済)

【全体に薄付きになった】
粉の粒子がより細かくなり、プレスト面の見た目の色も淡く全体に紗がかかったようになっており、実際の発色も薄い。
元々淡色のハイライトとパーフェクティングカラーはともかく、チーク・シェーディングは、手の甲やティッシュで余分を払わずにいきなり付けても大丈夫な位になりました。
急いでバーッとメイクするような状況ではリニュ後本品の方が失敗無く付けられると思いますね。リタッチの際なども。
本品はプレスト面の小ささから、付属ブラシを使わざるを得ませんが、小さいブラシでも濃くつき過ぎないような処方の調整がなされたのかもしれませんね。
ブラシで取る際の粉飛びが前作よりかなり少ない。

【ハイライトカラーのパールが殆ど排されマットになっている】
あくまで101PKにセットされているハイライトに関してですけれど、
ハイライトからほんと何故ここまでパールを抜くのかなぁと思うほどのマット質感となりました。あまりにもギラギラ過ぎるハイライトは肌のキメを荒く見せたり困る事もありますが、ハイライトはある程度シマー質感であってほしい。パーフェクティングカラーと質感・実効的にそう変わらなくなってしまい、チークのエッジぼかしにも使用できてしまいます。チーク・シェーディングも薄付きになり、ほんとパレット全体4色共が「ニュアンスカラーパウダー」みたいな質感になりました。

【色展開増のわりには】
相変わらず、チークがイエローアンダートーンに極端に寄った色展開。
チーク、せっかくだからもう少し青み寄り色も造ればいいと思うのですが、
こんなに色展開があるのに・・・。
これはイプサ(資生堂系列)の色設計における主義だから、もう致し方ないとうところかもしれませんが、、、それにしても頑なすぎないでしょうか?

とくに店頭テスターなどは、ライトによる退色(ピンクは光線で退色し易い)要因もありましょうが前作にもましてPKとORの色番群がどちらもそう変わらない低彩度オレンジ・コーラルの濃淡バリエーションに見えます。
但し、更に前作の繰り返しとなりますが、無難は無難。本101PK含め、PK・OR色相は誰がつけても「悪目立ち」はしない色でしょう。新しく追加されたレッド系がイプサ的インテンスカラー、冒険色となるのでしょうが私は自分で使うにおいては新色は興味がありませんでした。

【値上げ】
800円値上がり。デパートコスメはリニュで値上げがここ数年のお約束になっていますが。
デパブラでも高価格帯によく付属される、ベロア調外袋が付いたのですが…
個人的にこの手の外袋はいつも使用しないので、この外袋コスト分(わずかでしょうが)中味のブラッシュアップに注力する方向へ総て使ってほしかったですね。なんとなく高級感出してみました的な値上げのエクスキューズみたいで却って印象は宜しくないです(苦笑)。

【まとめ】
使いやすいパレットではあるので使用継続しますが、
ただでさえ「学校教材的味気なさ」があるのに加え、
前作よりかえって更に骨抜きのおとなしいパレットになってしまった感が否めません。
エイジングサインぼかし効果も前作の方があったような?
旧作をかなり気に入って更なるブラッシュアップを期待してのリピートだった為、今の処やや不満足気味。

【画像】
数か月使用した旧作と並べてみました。右の状態になるともうかなり使いにくくなるので、元の容量が少ない上「有効・実効ｇ数」が少ない面があり。(もちろん個々に持つ必要性がなくコンパクトに纏まっている利便性とトレードオフなので、一概に欠点とは言えないです)
※新作1年経過状態を追加。

使用した商品

• 現品
• 購入品