ディオール / サンク クルール 口コミ

嘘みたいなこと言いますね。
およそ25年ぶりのサンク　クルールでございます。
そ〜〜んなに買ってなかったっけ？ 四半世紀ぶり？！いくつだ私？

　いや、ホントですって。
70年代からすでに憧れの的だったディオールのパレット。私の記憶が確かならば、発売されたばかりの頃は日本で買うと一万円を超えていた（ギャアーーッ）。で、バブル経済の影響かその後6500円くらいまで値下がり。増えましたよね〜その頃はストックが。一番初めに手に入れたのは鮮やかなブルーのセット。ワクワクしながら瞼にのっけたものの…。なんか違う。
　当時から国産品には無い群を抜く発色の良さ。加えて、青というよりは青緑、グリーンやらグレーやらのニュアンスが混じった色ばかりで、純ブルーが無い。写真とは恐ろし。ちゃんとタッチアップしてから買わなきゃと思えど、これだー！の決め買い。BAさんが苦手ってこともあり、ブルーに関しては懲りちゃった。その後はラベンダーとかコーラルとかが入った、パステル調がお気に入りで。でもやっぱり、ブラウン系には手を出さず。

　そんなこんなで四半世紀。
ひょんなことから見つけてしまった久々のブルー。しかも理想としていた色ばかり。
367クールダウン。本当に綺麗な組み合わせ。

　フランスの三大メゾン、シャネル、ディオール、YSLは当たり前ながら、シーズンごとのコレクションに合わせた色調のメークを発表しますが、今夏のテーマはプールサイドですと。てことは水着に合わせたの？だからなのか思い切った鮮やかさのアイカラー。今シーズンはオレンジ系がトレンドらしいですが、ブルーベースの私としては当然こちら。

　目を引くのが中央の純ブルー。完全マットで発色が抜群。なのでブラシ使いがお薦めです。注目したのが左下のフロストグレー。シルバーフロストが細かいので、これを影色にすることで他の色が浮き上がるのを防ぎます。左上のアクアマリンは透明感を添えるアクセントに。右上のホワイトシルバーはメインの色に重ねることで、上手く光を拡散してくれます。色そのものはあまり発色しないので調整役として。左下の濃紺だけは使い方が難しい。アイラインとして使うのが一般的ですが、実は左下のグレー以外とはちょっと相性が悪い。ここが目下の研究課題です。

　にしても、しばらく見ないうちにパッケージも立派になっちゃって。
布ケースが付属してくるの、ハイブランドくらいですよ。
　昔はディオールというと何か独特の匂いがしました。多分油脂か増粘剤か、原料臭だとは思うんですけどね。それが今は本当に品質も良くなりました。普通に買うと高いので、今回は並行輸入品を購入したのですが、一抹の不安も払拭されました（当たり前っしょ）。

　国産ブランドがなかなか作ってくれない、鮮やかな色調のパレット。たまに使うと嬉しくなります。カラーメイク推奨の身としては、時々チェックを入れてもいいかな、なんて思っています。

使用した商品

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