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クチコミ
■調香師
ミシェル アルメラック Michel Almairac
・ニコス:スカルプチャープールオム(1995)
・バーバリー:バーバリーウーマ(1995)、ウィークエンド(1997)
・ディオール:ファーレンハイト(1998)
・グッチ:ラッシュ(1999)、グッチプールオム(2003)
・カルバンクライン:トゥルースフォーメン(2002)
・エスカーダ:イビザヒッピー(2003)
・アナスイ:シークレットウィッシュ(2005)
・ルラボ:アンブレッタ9(2006)
・Bond No9:ウエストサイド(2006)
・資生堂:ゼン(2007)
・クロエ:クロエ(2008)、シーバイクロエ(2012)
上記のなかで系統は違うものの
ユニークさで同じカテゴリーにあるのは『ファーレンハイト』。
それほど尖った個性が『オードアディクション』にはありませんが
初めての試香で「?」となる点は似ています。
■香調
シトラスフローラルウッディ
トップ:カシス、レモン、ルバーブ
ミドル:ゼラニウム、ジュニパーベリー、インセンス、ローズ、ブラックティー
ラスト:シダーウッド、ドライウッド、モス
■感想
『燻製香水』『スモーキーブラックティ×ローズウッディ』
まずはサンプルでトップのスモーキーさ、EDTで持続が短い点で
現品を買うには躊躇う…でも気になる…で約一年後に現品購入。
最初の数分で目まぐるしい表情の香水。
スプレーした瞬間はレモンほど酸味はないけれどミカン果皮の渋みのような香り。
十数秒後にはスモーキーな香りが立ち始め
そのなかでもブラックティー、ノンフレーバーの茶葉の香りがしっかりと感じられ
この時点で好みがはっきりと分かれると思います。
柑橘類とカシスを燻したような鋭く不思議な香りは30秒から1分強く出ますが
その後はスモーキーさを残しつつルバーブのフルーティーさへ。
この個性的な強いスモーキーなトップからミドルが落ち着くと
間口が広がるような親しみやすさがでて、
ローズ&ゼラニウムのフローラル、モス&ウッディな香りへ。
ラストはアニマルさ、パウダリーさはかなり控えられ
そういった強さが苦手な方には好まれると思います。
アディクションのブランドイメージ
私には『クール×エッジー』からするとトップはやや違う気がしましたが
スモーキーな部分はアディクションの色展開を思わせしっくりきました。
また、おすすめアイテムでもある『ザ キューティクルオイル』は
ジュニパーベリー&ゼラニウムのハーバル×フローラルですが
その二つの香りも香水に使われブランドイメージが表現されています。
(香水の方がスモーキーで甘く複雑)
■拡散・持続性
拡散性はやや弱め。
持続性はEDTとはいえ短め。
■ボトル
四角柱で正面からは正方形に近く(少し縦長)上からは長方形。
ボディ・キャップは深みのある赤、ボディフロントに赤でロゴなど。
スプレー部分はシルバーでキャップを閉めた状態でもこの部分が少し見えるデザイン。
キャップはパチンとしっかりと閉まります。
厚みがあり握りにくさが若干あり。
アディクションらしい直線的でソリッドなスタイルはあるものの
厚みとスプレー部分が見えるバランスが少々野暮ったい。
■季節
通年。こだわるなら春夏。
全体的に淡いながらもラムネのようなスプラッシュ感があるため
寒い時期には甘さとコクが欲しいかも。
■年齢
20代半ばから30代。女性向き。
前半はユニセックスともいえるけど、後半は女性的な甘さ。
キュート、ガーリーさはなし。
アディクションが提案するメイク・世界観『クール×エッジー』が好きな人。
■おすすめしたい人は
・スモーキー/ブラックティーが好み
・フルーティーなローズが好き
・ラストが重くないウッディが好き
■思い出した香水
ミドル以降のもわーんとした部分(燻されたローズ)で思い出したのが
廃番の『イプサEDP(1997)』。
類似点は20-30%ですがあの独特な匂いを感じられるはずなので
イプサを探し続けその変化球でよければ試香を。
(より『イプサ』に近いのは、クルジャン『ロム ア ラ ローズ』!)
■リピート
なし。この1本でとても満足。
■サイズ:約w53×d37×h86mm[50ml] フランス製
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