トム フォード ビューティ / アイ カラー クォード 口コミ

トムフォード沼歴6年になります。
最近ようやく冷静になって半分以上断捨離して今季の限定も買うのをやめました。
レビュー第二弾いきます。

粉質　星7つ(ブレンディングが楽々でしっとり)
発色　星7つ(見たままの色味が出るので要調整)
初期投資(価格)がバカ高いですが毎日１つのパレットをコツコツ利用して1年でようやく底が見える量ですのでむしろコスパが良い

以上は全てのパレットに共通して言える事です。

20 ディスコダスト
左上から時計回りで

・シルバーラメ
・くすんだマットベージュ
・ダークブラウン(レッドパール入り)
・ピーチピンク(パール)

このパレットは全てにおいてバランスが良く、臨機応変に使える優秀なカラーが揃っています。

ベースカラーのマットベージュとアクセントカラーの艶のあるピーチピンク双方とも肌馴染みが良く、顔色を良くしてくれます。
ラメを使わずに色味を抑えて使用すれば普段使いに。
逆にピーチピンクを強めに入れてシルバーラメをトッピングすればお遊び用の華やかメイクにもなります。
温かみがある色のパレットなのに何故トッパーがゴールドではなくシルバーラメなのか一瞬疑問になりますが、よく見るとこのラメは単なるシルバーではなくベースがピーチカラーなんです。
それによってメインカラーにも馴染みつつ、シルバーの存在感でミラーボールの様な煌めきが眩しいメイクになると思われます(名前がディスコダストだけに)。
あとは締め色が非常に強いダークブラウン(レッドパール入り)で濃く付きやすいので注意が必要です。
使い勝手が良いのでお気に入りのパレットの一つです。


3A ヌードディップ
左上から時計回りで

・クリームホワイト(パール)
・ピンクベージュ(パール)
・グレイッシュダークブラウン(パール)
・グレージュ(パール)

究極のヌードメイクができるパレットとしてかつてはルナソルのスキンモデリングアイズと比較されたりと人気がありますが、私としてはこれはベージュの振りしてベージュでは無いパレットだと思います。
ルナソルとは違い、コレを使って(日本人がイメージする)ナチュラルメイクは逆に難しい様な気がします。

というのもまず、パールが強い為ツヤッツヤになります(まだここまでは想定内ですが)。
さらに色出しが右上の薄いピンクベージュ以外は全部(締め色の果てまで)グレイッシュなカラーが揃っているのでベージュメイクをしているハズなのにすごくクールなグレーメイク(モノトーン系)に近い仕上がりになります。
なんだか外国のパワーウーマンがしていそうなメイク(それもヨーロッパではなくアメリカのキャリアウーマン)のイメージ。分かってもらえますでしょうか？
まあ、ある意味いかにもトムフォードらしいセクシーな仕上がりです。一筋縄ではいかないヌードメイク。
私はナチュラルメイクをするつもりがなんだかやたらと迫力のあるクールな目元になってしまう為、使い辛くて手放しました。
ベージュ系でもクールで強めの目元を狙ってるのでしたら良いですが、そうで無いのでしたら(コロナで難しいと思いますが)こちらはタッチアップした方が良いパレットだと思います。


12 セダクティブローズ
左上から時計回りで

・ペールピンク(少量パール入り)
・ピンクローズラメ
・ダークプラムローズ(少量パール入り)
・パープルローズラメ

一見すると私の愛するゴールデンミンクのローズバージョンに見えるのですが(ベースカラー、締め色、ラメ2色という組み合わせが)…こちらはなんとも使い勝手が悪く、好きな方には申し訳ありませんが早々に手放してしまったパレットです。

左上のペールピンクが恐らくハイライト兼ベースカラーなのでしょうが、マット寄りの透明感が無い色でベースにするには白っぽく馴染みづらい。
しかも白いのに妙に肌馴染みの悪いピンク味というか赤みが出てくるのがまた困りました(単に私の肌との相性が悪いのかもしれません)。
ラメで誤魔化そうと思ってみてもラメが思ったよりも色が乗らず(一見濃いピンクとパープルのラメなのですが例えばアディクションの有名なピンクラメであるMISS YOU MOREとは違い、ラメ自身のベースカラーの発色が弱い為)ローズもへったくれも無い、なんだかやたら金銀ギラギラしただけの目元になってしまう。
自分のテクニックが無いせいだと思い、薄くつけたり、縦割りにしたり横割りにしたりと努力はしてみたのですが、結局似合わず諦めました。
私に似合わなかった(使いこなせなかった)だけで似合う方もいるのでしょうがタッチアップした方が宜しいパレットかと思います。

また文字数が足りなくなりそうなので今回はこの辺で。
参考にして頂ければ幸いです。

使用した商品

• 現品
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