ラ ロッシュ ポゼ / UVイデア XL プロテクショントーンアップ 口コミ

肌に優しそうな印象、加えて人気も高い製品なのですが、どうも肌の調子が悪くなります。

原因は、たっぷり入っている紫外線吸収剤のせいなのかどうか…。
最近の日焼け止めは、紫外線吸収剤を入れない処方が主流の中、珍しいとも言えます。

箱には淡いピンクベージュのマーカーで「TONE UP LIGHT」と書かれた印刷。
ですが、実際の日焼け止めはピンクやベージュ要素のない白いクリーム。
てっきり、淡い色が付いていると思っていたので想定外。

ただ、この白いクリームは塗れば確かに顔全体にツヤが出て明るく色白風に。
白浮きするようなベッタリとマットな色ではなく、透け感があるのが良いですね。

しかし、この時点で少し違和感が。
肌に合う日焼け止めや下地は、塗布後は乳液か軽い美容液を塗った後のような感触。
違和感がなく良い意味で塗った感がありません。
自然に肌に溶け込んで皮膚がピリついたり、被膜感があったりといった不快感がないです。

ですが、こちらは何とも言えない表現しがたい違和感がありました。
ヒリヒリしたり痒くなったりするわけではないのですが、
塗っていて快適ではなく、肌にやや居心地が悪いものが乗っかっている感じ。

違和感はやがて治まったものの、今度はパウダーファンデが上手くつきません。
ひょっとして、リキッドやクッションファンデ等であれば問題ないのかもしれません。

しかし、いつもならどんな下地でも綺麗につくはずのパウダーファンデが上手く伸びず、
引っ掛かったりムラになったり。
しっかり日焼け止めを塗ってから時間を置き、
充分に表面が落ち着いてから塗布したにも関わらず。

昼休みに顔を見てギョッとしました。
汗をかいてもいないのに、あちこちファンデが浮いてヨレていました。
筋のように浮いているところ、マーブル模様のように1箇所がダマになっていたり、
部分的に剥げていたり。一言「汚い顔」になっていました。

幸いマスクで顔の大半は隠れていたので、目立つのは目の周囲や額だけで済みましたが、
マスクを外して鏡を見ると、小鼻脇や鼻筋、頬や顎なども酷い状態に。
ヨレを直し、手持ちのルースパウダーで上からそっと押さえても無駄でした。
午後にはまた同様の状態が発生。
つくづく、こちらを塗ってメイクしたことを後悔した１日に。

ちなみに、脂性肌でも混合肌でもなく、朝メイクをすれば大抵は化粧直しが不要の肌です。
真夏でもこんなに崩れたことは久しくなかったです。

さらに驚いたのは帰宅してすぐクレンジングをした際。
沢山のモロモロが出てきて、ゴマージュでもしているかのように尋常ではない感触に。
同時に「これだけ不自然なものが肌を覆っていたから崩れが酷かったのか」と納得。

クレンジング後の肌はいつもより調子が悪く、普段は目立たない毛穴が目立ち、
全体的に肌がガサッと減退した印象。キメが乱れていました。

3mlの試供品なので評価は致しません。
同じフランス製品でもランコムの日焼け止めは問題も刺激もなく、
日焼け止めとしても下地としても優秀。
ですので、外資系はキツい、国産はマイルドといった単純な原因でもなさそうです。
SPF50と数値が高くても肌に優しい使用感のものは多いですし、
紫外線吸収剤の配合量といい、やや古い処方の日焼け止めといった感想。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：未記入)