ルイ・ヴィトン / ローズ・デ・ヴァン 口コミ

結論から言うと、試香されてからのご購入をおすすめします。
私自身の好き嫌いを別としても意外と好みが分かれそうな香りだと思うのと、やはり良いお値段のものなので…

レプリカ　オンアデートで不意に思い出してしまった資生堂の隠れた名香、モーリス・ルーセル氏調香のWe're。
（とは言え「トップノートが少し似ている」程度ですが…それでもオンアデート自体も気に入ったので、本品購入予定です！）

資生堂のウィアは、私にとって唯一無二の香り
そのウィアに、ローズデヴァンがWe'reによく似ているという情報を目にしたのと、
「ヴィトンが香水を出したなんて！しかもジャック・キャバリエ氏調香！一体どんな香りなんだろう…ていうか種類多い上に全部同じボトル？！」などと、数年前から興味深々だったので、「買うきっかけができてある意味良かったかも…別にあまりウィアに似てなくてもいいや。きっと薔薇の香りなら間違いないでしょ」と、試しもせずに公式オンラインで1本ポンッと買ってしまったのです。

…私が間違ってました。
量り売りだってあったのに。なんでそっちから試さなかったの…？
と、後悔しかありませんでした。

たくさんの人たちが良い香りだと仰っているのに…
ムエットにつけてみても、肌にのせても、ベチャッとしたべたつきのある甘さと、どこから来たのか分からない瓜っぽさ。それが溶け合うこともなく同時に香るのです。
果たしてローズはどこに…？
そして、四万円よ…ルイヴィトンよ…？という悔しさ。
購入前よりも、購入した後の方がこの香水についてあれこれ調べていた気がしますが、この高級な香水にその価値を見出せない私は貧乏舌ならぬ貧乏鼻なのかもしれません…。
特に他に言うこともなく、うーん…絞り出すとすれば。

・ボトルは画像で見るよりも、手にした時に質感の良さがありました。パッケージも素敵です。
・調香したジャック・キャバリエ氏の奥様の最愛の香りは、ジャンポールゴルチエの「クラシック（私も大好きな香りです）」で、奥様は常に「クラシック」を纏っているそうです。
・あ、ウィアには全く似ていませんでした。
・そして、この香水をフリマアプリで売った金額で、プレミアがついている未開封のWe'reを手に入れてお釣りも来ましたとさ…

最悪なレビューになってしまいすみません。
香りというものは良いか悪いかというよりは結局は好みの問題でしかないので、「私には合わなかった」というだけなのかなと思います。
なので、価格や製造工程にかかるコストと、自分がそれを好きかどうかは全くの別物なのだな、という良い勉強にもなりました。

使用した商品

• 現品
• 購入品