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■コンセプト
「咲き誇るユリそのものの香り」を目指した
ゴージャスで濃密なカサブランカの香りには、
特別なパートナーシップを結ぶ花農家で栽培された
「ユリの女王」と称されるカサブランカを摘み取って抽出したエキスが
アクセントとして使用されています。
ひと吹きすればカサブランカらしい濃厚な甘さ、
また媚薬的とも言える唯一無二の芳香が感じられ、
まるで青山フラワーマーケットのショップで
花に囲まれているような感覚を彷彿とさせます。
■感想
カサブランカからのミモザ×ほうじ茶。
青山フラワーマーケットの香水『ローズ(2023)』での再現性の高さに、
「さすが花は花屋!」とやや盲目的に続けて買った
『リリー(2023)』『スイートピー(2024)』『ガーデニア(2024)』。
ローズ以降の3作は「うぅ、うーん??」
「おぉぉ!立派なカサブランカが咲いているよう…」
と優美な甘さのホワイトフローラルが広がることから始まり、
数分すると茎のような青みも含んだスパイシーなパウダリーが目立ちはじめ
たしかにそれもカサブランカらしさのひとつですが
トップで感じた表現は消されてしまいます。
さらに進むと、ほんのりとですが薪を焚べ火がつき少し暖かい香ばしさとなり
ウォームスパイシーなフローラルな焙じ茶のようになります。
イランイラン・カーネーション・チューリップ・バニラを混ぜたような感じは
体温湿度が低ければパウダリーなミモザのような香り。
生花を嗅ぎ「このままの香水があれば…」と思うこともありますが
この『リリー』のように生花での『いい匂いとそうでない匂い』が混在する点までも
忠実に再現されたものに実際に出合うと
香水にするには色気を足したり、マスキングすることも必要と
いつもより少し深く考えるきっかけにもなった香りです。
■拡散性・持続性
拡散性は普通からやや強め。
持続性はEDTにしてはやや長め。
カサブランカのホワイトフローラルよりも
モワッとしたウォームスパイシーなフローラル部分が長い。
■液の色・ボトル
液は無色透明に近いですが少しグリーンがかったイエロー。
キャップは円柱形、ボディはどっしり円柱形でクリアガラス。
スプレー部分は艶ゴールド、アトマイザーは固定で取り外し不可。
白ラベルに黒で品名など。タグにはカサブランカ。
紙箱は淡いグリーンがベース。
■季節
春。秋。空気が乾燥した日。
梅雨ど真ん中、高湿度な今つけたところ、くどい。
■年齢
不問。女性向き。
トップの「リリー・カサブランカ」がメインなら使いやすく受けやすいですが、
リリーが苦手な人が理由に挙げそうでもある
モヤモヤした生臭みのある部分が8-9割を占め長く続く場合が大半で、私も該当。
ただイランイラン好きならエキゾチックなジャスミンティー系といった捉え方もでき、
その場合はディオール『ディオリシモEDT(2009)』のミュゲとクリアさを消し
ラストのイランイランを濃厚にした感じです。
■リピート
なし。
■サイズ:約φ50×h78mm[40ml]日本製 ¥3,850-
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