冬は髪が傷みやすい季節
冬は乾燥しているので肌がカサつきがち。そして髪も同様、傷みやすい季節です。この時期は髪に油分を与えるなど、潤いをプラスしたいもの。ブラッシングやシャンプーを正しい方法で行うことも傷みが進行しないために必要です。
ブラッシングでシャンプーする時のダメージを減らす☆
髪がからまったままシャンプーすると摩擦が生じて傷む原因に。そのためシャンプーの前にブラッシングしておくと、髪のからまりが減るためダメージ防止につながります。その際ブラッシングは、髪が切れてしまわないようゆっくりと行ってください。また冬は静電気が起きやすく、髪はダメージを受けやすくなります。湿度が高いと静電気が発生しにくいので、少しブラシを湿らせたり、加湿器を置いておくとよいでしょう。
オイルマッサージで頭皮ケア
頭皮のオイルマッサージにはさまざまなメリットがあります。毛穴につまった皮脂をケアするのに有効なので健康な髪を育てることにつながるだけでなく、頭皮の血行がよくなるため顔のむくみ改善にも効果的。このオイルマッサージはシャンプーする前に行います。オイルは毛穴から吸収されるため、オリーブオイルやホホバオイルなどナチュラルタイプがおすすめ。方法は、襟足や側頭部など外側から頭頂部に向かって押し上げるだけ。頭皮を傷つけないよう、指の腹を使って行いましょう。5分位すると頭皮がやわらかくなってきているのが実感できます。
シャンプーで皮脂などをすっきりオフ
シャンプーをする時は、まずぬるま湯で髪を流すとほとんどの汚れが取れるので、シャンプーをつけすぎずに済みます。またシャンプーを手で泡立ててから髪につけると、髪と髪がこすれ合ってダメージを受けにくくなるのでぜひこのようにしてみてください。指の腹で地肌を丁寧によく洗い、髪はこすらず優しく洗うのがコツ。
ダメージヘアはカットするのが一番
さまざまなケアをしてもパサつきや枝毛がある場合は、ダメージ部分をカットしてしまうのがベスト。
トリートメントで少しでも潤いを
いったんダメージを受けた部分は戻りませんが、油分を与えたり、トリートメントすることで見た目を改善できます。枝毛は切るしかありませんが、パサつきがひどい部分はトリートメントやナチュラルなオイルをつけて保湿すると、潤い感が出ます。内部までトリートメント成分が浸透するように、蒸しタオルでくるむのも効果的。
まとめ
髪はいったん傷むとリカバリーはほぼ不可能だといわれているので、傷まないためにも日頃のお手入れを大切にしたいもの。また髪に必要なタンパク質を摂るなど、食生活も髪の美しさに影響を与えます。乾燥する季節は、体の内側からも外側からもケアしていきましょう!