女子力ってどんなもの?
最近よく耳にするようになった「女子力」ですが、具体的にはどんな力なんでしょう? 外見が女性らしいこと? 女性らしい気配りができること? もちろんそれも女子力の一部ですが、本当の女子力とは所作や言葉遣いで表現される上品さのこと。上品さを身に着けている女性は常識があり、人を不快にすることがありません。上品さを身につけて、女子力を上げるための方法についてまとめました。
上品な女性は気遣い上手
メイクやファッションに気を遣っていても、行動がガサツで言葉遣いが乱暴な女性は、女子力が高いとは言えません。逆に、見た目が地味でも人の気持ちに敏感で、さりげなく気遣いができる女性は、誰からも好感度が高いものです。上品な振る舞いができる女性は、特別な努力をしなくても、本物の女子力を持っています。
言葉遣いを丁寧に
品のある女性は言葉遣いが丁寧です。言葉遣いはその人の心を表します。乱暴な言葉を使う人は、普段から乱暴な言葉を使う生活をしているということであり、決して使わない人は乱暴な言葉を使わないで暮らしているということです。それは心のゆとりにもつながります。心に余裕がなければ、上品さを醸し出すことはできません。
食事のマナーを覚える
上品さは食事のマナーにも表れます。多くの人は、マナーがあることは知っていますが、正しく身についているかというと怪しい部分があります。食事のマナーがきちんと身に付いている人を見ると、「育ちがいいな」と思うものです。正しい箸の使い方や口を閉じて食べる等の基本的なテーブルマナーをきちんと知っているだけでも、ぐっと印象がよくなります。
立ち居振る舞いをエレガントに
上品な女性は、立ち居振る舞いがゆっくりとしており、何事においても丁寧です。上品な環境で育ってきた人は、物事に対し「大切にする」という意識が働くので、ぞんざいな扱いはしないのです。ドアを大きな音を立てて閉める、持っているものを乱暴にテーブルに置く、というようなガサツな行動はNGです。
どんなに着飾ってても行動に品の無い女は綺麗に見えないし可愛く見えない。ガサツとかそーゆーことじゃなくて、バスターミナルで脚開いてしゃがみ込んで飯食って化粧するとかさ。(笑)
— ChInAmI (@Chiy_zebra) July 8, 2013
字をきれいに書く
字の美しさも上品さに直結します。やはり流れるように美しい文字は、上品さに欠かせない「きちんと」「丁寧に」を体現するものですから、字がきれいだと上品に見られるものです。字は大きさを揃える、少し右上がりに書く、縦の線、横の線は平行に書く、などちょっとしたコツできれいに見えるようになりますので、意識して書くようにしましょう。
服装がきちんとしている
上品な女性は清潔感のある服装をしています。流行に流されない、TPOをわきまえた服装ができていると、上品な印象を与えることができます。服装は自分のイメージを決定づけるものですから、シャツやジャケットにシワがない、毛玉がついていないなど身なりに気を付けることができる人は、会う人への気配りもきちんとできているという心証を与えます。
下品さを排除することから始める
上品さを身に付けるためには、まず知らず知らず使っている下品さを排除することから始めましょう。周囲を不快にさせるような言葉遣いや、態度を出さないようにすることからスタートです。お手本となる人がいるなら、その人のように振る舞うも良し、身近にいなければ「こうなりたい」と思う女優さんなどを思い浮かべるのもいいでしょう。
和風のお習い事
上品さを身につける上で効果的なのが、「お茶」「お花」「着付け」などの和風のお習い事です。特に、お茶は日本文化の総合芸術と呼ばれていますので、気配りや会話、所作などを習得できます。また、和風のお稽古では日本の季節の作法や、お礼の仕方などの行儀も身に付けることができます。
「今どき剣道なんて、何の役に立つんだよ。だりー」と電車で話している男子高校生たち。ちゃんとやれば、姿勢や歩き方がすごく綺麗になりますよ。茶道も同様。日常の所作が、美しく気品の感じられるものになります。人の斬り殺し方や、美味しいお茶の淹れ方や、和室での行儀作法を習っているわけ...
— 葛葉 (@Cuznoha) March 28, 2011
まずはやってみて、続けること
学習には4段階あります。物事はすべて「知らないからできない」「知っているだけでできない」「意識すればできる」「意識しなくてもできる」というステップを経て身に付きます。上品さを身に付けようと思ったら、まずは上品な行動を続けることです。続けることで、上品に振る舞うことが当たり前になってきます。
まとめ
いかがでしたか?上品さは育ちと関係があると思われがちですが、そんなことはありません。少し意識するだけで、上品に振る舞うことができますが、その場限りでは意味がありません。毎日「品よくする」という行動を積み重ねていくことで、本物の気品が備わってきます。無意識に上品な行動ができるよう、上品のトレーニングを続けていきましょう。
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